〜自分への「禁」が溶けてゆく〜

自分が感じてることを
ヒトに言ってはいけない

どうせ
誰もわかってくれない

誤解されるだけだ

と思ってた

26歳で死んでしまった
高校の同級生が居る

初めての友達の、自分と同じ年の友達の葬儀

初めてまじまじと見る
亡くなったヒトの顔

まだ当然続くはずだった道のりを

ブツリ

とムリやり断ち切った
ような
どうしようもなく
不自然なその感じ

亡くなった彼女が
ひとりぐらしだったわたしの
部屋に来ているような感覚

初めての感覚で怖かった

わたしにできるのは
祈ることだけ
と思った

彼女のおかあさんの

阿鼻叫喚
という姿で
嘆き悲しんでいるその様子

なんという深い悲しみ

なんというやるせなさ

そして悲しみの
下に怒りが隠れているような
エネルギーの充満

言葉にならない

わたしは
そんな感情でいっぱいに
なっている
そのヒトの姿を

「なんておそろしい!」

と感じてた。
涙でぐちゃぐちゃになった
顔をあげて
わたしを見る視線が

「なんであなたは生きてるのよ!」

と攻めたてられているような気がして
生きた心地がしなかった。

そしてそんな気持ちを
一緒に居た友達に言うことなんて
とても出来なかった

なんかどれも
本音にあてはまらないなあ
と感じる
励ましのコトバを一生懸命

その亡くなった彼女のおかあさんに
かけている
心優しい友達

そんな友達に反発してた

「私達、友達だから
(亡くなった)彼女のことを
よくわかってるから云々」

このセリフの私達のひとりである
わたしは
実際はよくわかってない

だから
彼女が代弁しているコトバに
えらく罪悪感を感じた

こんなウソ言っていいんだろうか

またウソであれ
表面的な慰めであれ

彼女のように
優しいコトバを
嘆き悲しむヒトにかけられない
自分を攻めた

最近
たまたま近所に住んでいる
ことがわかった

高校の同級生に会った

あの時を共にしていた
友人のひとりだ

わたしは
あの時の自分の感じていたことを
今日
ようやく表現することが出来て

彼女もそれを受け入れてくれた

あの時から
25年が経っている

わたしは
あの頃 自分の感じたことを
うまく伝えるすべも持たなかったのだけど

ぜんぜんヒトも
信じていなかった

今は
あの頃よりは
伝えるすべを知っている

信じて進もう

そしてまた今晩は
あるヒトのお通夜に行ったのだ

わたしはもう

自分の歌を歌うしかない

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 ⇒29日コチラ
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2月11日(土)午後 上野駅 徒歩5分
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2月12日(日)午後 上野駅 徒歩5分
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