「イタリアで見た過去生と直後の事件」カテゴリーアーカイブ

イタリアで見た過去生と直後の事件ーローマパスポート盗難 その9

DSC_0770

昨日書いたこの事件簿の続き。
ローマから帰国するために何したか、
の行動記録だ。

✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
ハナシは
美しいサンタ マリア マジョーレ教会に通じる
道路の道幅がとても広い、
とこまでだった。

前年も赴いた
懐かしの3軒目の警察に赴くには
この道を通ることにした。

だって 元来た1本東側の道より
こちらが気持ちのよい道だもんね。

いくら盗難にあった身の上とはいえ
少しでも素敵な場所を堪能したいもの。

歩きながら
その日は天気の良い美しい
ローマの休日✨✨✨

であることに
ようやく気がつく。

るんるんるん。

声に出さないまでも
日本帰国までの道のりが
少〜しだけ見えてきたわたしは
道すがら
歌ってもいいかな〜ってキブンだった。

次の警察はもう馴染みで
知ってるとこだしね。

知ってる、ってのは
こんなに
ココロに余裕が生まれるんだね。

改めて我がパートナーと
スリに感謝した。

そのうちに。
道路に往来する車が途切れてきたのに
気づいた。

交通規制かしら?
なぜか知らないけど
道が静かになっていいわー。

このときはまだるんるん、してた。

そのうちに。
ランナーが数人走ってきた。
プロっぽくない。

いかにも市民ランナー、
みたいな出で立ち。
タンクトップに短パン、
みたいな。

へえ。
ローマ市民マラソン、ってとこかしら?
天気もよいし
11月になったばかりのよい季節。
いいねえ。

と、微笑ましい気持ちで
その光景を見ていた。

ランナーは次次走ってくる。
たぶん サンタマリアマジョーレが
マラソンの起点なのかもしれない。

そのうちに。
沿道の通行人の横断を
規制する警備員も次つぎに現れた。

へぇ。
なんか大げさじゃない?
市民マラソンでしょうが。

なんて思いながら警備員の
制止に従い
横断せず
ランナーをノホホンと見ていた。

3軒目の警察に行くには
この広い道路を
横断する必要があるのだ。

待つこと10分。
わたしのアタマの中は

盗難届のゲット以外に

明日朝イチで
日本大使館に行く前に
今日中にやらねばならぬ
諸々のことが回り始めた。

パスポート用写真撮影、
コピー、
戸籍謄本を家族が
とれるか、の確認とか

日本大使館の場所を確認する、とか。

先を考えて焦りが少し
首をもたげてきたわけで。

それでも
ランナー達の流れは
もうすぐ途切れるだろう、
とただ待っていた。

🐣🐣🐣
待つこと15分。

うわあ❗️
ずっと見ていた目の前の光景が
急に衝撃的なものになった。

走ってくるランナーが
ハンパない人数に膨れあがってきたのだ‼️

人、人、人の群れ‼️

これはもうランナーというより
民族大移動、かなにかに
見える。

何の群れ?
国を移動??

考える前に次次イメージがやってくる。

荷物を持ったり
避けた布にくるまったような服。

命からがら
逃げてきた、という様子。
(実際はランナーです)

戦いだ❗️
戦争で追われて逃げてきたんだ!

この鮮明なイメージ。

イメージにすぎず、実際は
ランナーなのだから
フツーはムシしてもよいかもしれません。

こういうの気のせい、
とも人は言うでしょう。

しかしながら
急に
あまりに強烈に
湧いたのです。

そこで咄嗟に
わたしが取った行動は。

ランナーの群れの中に
飛びこんだ❗️

(その10 に続く)

その10

※前のハナシは 上記メニューより
「イタリアで見た過去生と直後の事件」
へお願い致します。

イタリアで見た過去生と直後の事件ーローマパスポート盗難 その8

約一週間前に書いたこの事件簿の続き。
一昨年の3日間のイタリアでのジケンのハナシ。

✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
ハナシは
2件目の警察訪問。

威丈高なローマ警察本部(のようなところ)
での
受付のまずは無言の対応からだ。

無言からしばらくして。
受付のヒト
「その右手に持っているものを
よこしな」(という口調に聞こえた)

こ、こわい!
同様しながらジブンの右手を見ると・・・

ホテルを出る時から握りしめてた
ローマシティマップがあった。

受付警察官(たぶん)は
それを取り上げ、
ボールペンでバッテン印をつけて
よこした。

「ココに行け。」

そう来たか。
パスポート再発行のための
警察巡り3軒目だ。

そしてその✖️印の箇所は
Via Farini.

おーっ!
ここは!!

つまり 1年前に
お世話になった警察ではないか!!

というのも。
前年、初めてイタリアの
サガプリヤの元にスターサファイア エナジーワークを学びに来た際、

すられたのだ。
貴重品袋の中の そのまた中にあった
封筒に入っていた札を。

テルミニからバチカンに向かう、
「地球の歩き方」によると
「もっともスリが多い」んだそうな
路線バスの中で。

わたしではなく
一緒に居たパートナーが。

現金の盗難にあっても
保険はおりない。

冷静に考えれば
知ってた知識な気がする。
つまり、警察に行く必要なんて
殆どない。

それなのに
あの時、カッカしながら
盗難届をゲットしに行った。
なぜ?

我がパートナーは
スリにあったコトよりも

わたしがカッカと怒ってたことの方が
よほどこたえたようだった。

あれほど 言ったのにぃい!
なんで おカネを分散して
持たなかったのぉおお!!
とか
だからぁああ、混んだバスに乗るのは
やめよーって
言ったじゃないのぉおお!

とかさんざん言ったわけだ。

かわいそうなことしちゃった。
わるかったわ。
ゴメンナサイ!!

つまりアレは
この度の レイコひとり行動のための
予行練習だったのね、
というコトになる。
今や。

脱力しながら
元来た道へ戻る。

Via Fariniは殆どテルミニ駅に戻る方向だ。
🐣🐣🐣

ところで
テルミニ駅の向こう側には
「サンタ マリア マジョーレ教会」
という素敵な教会がある。
ローマ滞在中に何度も訪ねた。

この教会の前後の通りは大きく
ものすごく道幅が広い。

その広い道を駅に向かって歩きはじめた。

(続きは その9へ)

※前のハナシは 上記メニューより
「イタリアで見た過去生と直後の事件」
へお願い致します。

その9

イタリアで見た過去生と〜ジケン 外編 7.5

ハート瞑想からと イタリアでの夢からの気づき。

葦だかヨシだか名前はわからないけれど。
そんな感じの草が水辺に生えている自然が身近な環境で
今暮らしていて、とても満足です。

そんな予感がハート瞑想を通じて、昨年この地に来る前、夏に予感があったこと、
そしてハート瞑想をきっかけにいろんなことに気づいたことを思い出しました。

またわたしは、とても大事なことなのに
「自分を大切にする」ってどういうことか、
とか「何もやらなくても価値のある自分」って
よくわからなかったのでした。
今でもわからなくなることがあります。

で、それを教えてくれたのが、子供のような
男の子の存在。
これまで何人かに会いました。

「スターサファイア エナジーワークの学びのために行ったイタリアのコースに参加した後の直後の事件(ローマパスポート盗難 その7)」

までようやく体験記はゆるゆるながら、続いていますが・・・。

この旅、2015年10月に、イタリアの前にFlamencoのための旅、
スペインはヘレス、少しセビージャにも行っています。
その時起こったことについて、改めて今気づいたことがあったので、書いてみました。

昨年の9月、13日だったか。
♡瞑想をリードしてくれた人にあてて、こんなメールを送っていました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今日から昨日までとすっかりモードが変わった感じがあり、何か象徴的に変わり目と感じています。
どうやら星だか月だかの巡りもそうらしいのですが、寝ている間に気づきました。

昨晩メールして気づいたことがあります。

私にとって 「男の子のジブンの子供のような存在」(わたしに実際子供おらず)は、
その彼(過去の恋愛)に限らずキーになるようです。
それに気づいたのは昨年秋のイタリアでの
スターサファイアエナジーワークのサガプリヤのコース中の雷でした。

(夢の中で象徴的に)その彼は雷で打たれて死に、新しいメキシコ人の若者がやってきました。
そのMさんは実在の人物で、不思議な出会いを4年前に日本でしており、
昨年サガプリヤのコース前のわずか10日間のスペイン滞在の間に、
奇跡的にも偶然彼はメキシコからやってきて、セビージャで会うことになったのです。

セビージャという街はスペインの南、
フラメンコ震撼の地なのですが、彼はフラメンコとは無関係です。

彼は日本でスペイン語の先生になりたいと、
そのための学びのためにセビージャ大学の大学院生としてやって来ました。

セビージャはローマとはまた違いますが、古いものや遺跡がやはりたくさんあります。
昨年Mさんと歩いていてローマ時代の遺跡の横を通りかかったときに、
その頃、だか昔もこの人に会っていた!
と直覚したような瞬間があり、立ち止まり、過去世ワールドに引き込まれそうになりました。

その近辺は、かつ昨晩話した彼と出会った17.8年前、
彼(過去の恋愛相手)についての重要な情報を得た場所でした。
不思議な事ですが、通りすがった男の人が教えてくれたのです。

車の通りもかなりある大きな道路の向こう側から、
私に向かって「お告げのようなこと」を叫ぶ、という不思議な光景でした。

ベージュのチノパンをはいた、ごくごく一般的なスペイン人に見えました。
結果的に、私はその重要情報を活かしきれなかった、
というか信じきれていなかった気がします。

Mさんについては、彼のようなスッタモンダな関係にはならないはずで、
何かわたしが教育⁉だか、気づかされるようで Mさんに会うと変化を余儀なくされています。
単に変わり目に彼が現れるという偶然、と言えばそれまでですが。

何というか天然エッセンシャルライフコンサルティング、のような状態になり、
これからやることを宣言し、それを実現して来ています。
Mさんにとってもそのようです。

話しは変わって、8月の「ハートの直観」の瞑想会で、
唄について書いたようであった「稲穂だかススキが枯れかけて茶色、もしくは紫になった絵」を書きました。

あれは葦(ヨシ)だったようで、
9月7日に高島屋に入っている和菓子屋さんの作ってる冊子のヨシの写真を見てそうだと気づき、
泣いてしまいました。

日本では茅葺きの材料になったりするのだと思いますが、
スペインでもそれが川原に映え、
其処で自然と共に暮らそうとしている男女の美しい話である詩を、
今自分が歌おうとしている事にも気づきました。

この葦の絵と、Mさんとの再会は関係あるようです。

というような色々な事に ハート瞑想を通じて 気づかせていただき ありがとうございます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

スターサファイアが初めての方へ

スターサファイア エナジーワークとは?

第2回モニターセッションご希望の方募集中。

3枠となりました。

1月29日(日)我孫子駅(常磐線 上野より35分) 徒歩2分
 ⇒29日コチラ
http://www.reservestock.jp/events/165043

2月4日(土)上野駅 徒歩5分
4日コチラ

2月12日(日)午後 上野駅 徒歩5分
12日コチラ

スターサファイアのご質問、
どうぞお問い合わせくださいませ。

    イタリアで見た過去生と直後の事件ーローマパスポート盗難 その7

    久しぶりにこの事件簿の続きである。
    一昨年の3日間のハナシがまだ終わらない。

    そんな事件が現実に起きる前に見た
    モーロ人の女性だった自分の過去生。

    イタリアで学んだ
    内なる男性性と女性性エネルギーを
    自分に内在する ふたりの人格のように
    理解する
    スターサファイア、というエネルギーワーク。

    このワークと出会い、学ぶことで
    目から鱗のごとく
    これまで自分の人生が

    なんでこうなってきたかを理解した。

    そして実際に
    今の現実が動いていく。

    そのあまりにわかりやすかった事件が
    コレ、だったので
    時間が経ったが
    このように
    書かずにはいられなかった、
    のである。

    いや、直後はまだ出来事を客観視出来ず、
    なかなかコトバにもならなかったのが現実。

    さて、事件のハナシの続きである。

    ✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
    昨晩6時すぎに
    起こった盗難ジケンの対処に追われた
    日曜夜が
    明けた。

    ローマ日曜の朝。

    電話、メールでなく
    いよいよ行動だ。

    日本に帰国のためには
    まずは警察で
    盗難届けをゲットするのが先決だ。

    空が白んでから寝たので
    行動開始は10時すぎ。

    それでも
    昨夜教えられたテルミニ駅構内の警察は
    徒歩5分。

    少なくとも午前中には終わるだろう、
    と予想した。

    実はこの構内警察、
    昨晩夕飯前に 一行隊長マティが
    同伴で既に尋ねていた。

    あのときは夕べのうちに
    用が済む、と思っていたが、
    そうはいかなかった。

    まず構内警察の場所を
    探しあてるのに40分ほど
    かかった。

    尋ねたヒト4人。

    どんな場所にあったかというと
    Binario1・2 Est.のプラットホーム
    に行く途中の道の薬局の先。

    旗が出ている、
    ということでようやく
    「コレが?」と判明したが

    いわゆる「交番のマーク」的なものが見当たらない。
    いや、
    それが旗、だったのかもしれない。

    そもそも
    Binario1・2 Est.
    (1番線・2番線 東側、という意味だそうだ)
    の場所というのが初めての場合は
    極めてわかりにくい。

    このホームからは
    ローマからアッシジゆきの電車が出るのだ。

    なので、
    アッシジ近郊、さらに山奥で
    スターサファイア エネルギーワークを
    学ぶために半月間、

    世界中(といってもヨーロッパ在住者中心)
    からやってきた20数名と
    合宿していた私だから
    たまたまよく知っていたホームである。

    ちなみにただの「1番線」というのは
    駅の最西にある。
    「1番線Est.」と付くと最東となり、さらに
    重層構造の最奥である。

    この駅内移動にはスーツケースを
    転がしながらだと
    ゆうに15分はかかったのだ。

    話がそれた。

    で、夕べようやく辿り着いた
    ところ、こう言われたのだ。

    「今日はもう終わりだから
    明日来て。
    朝8時半からだから。」

    このくらいのコトはよくある。
    そこに書いてある
    営業終了時間にはまだ少し間があるのだが。

    イタリア、というより
    スペインをフラメンコのために旅してきた
    わたしは
    この程度では驚かない経験をしてきた。

    なので、
    気をとりなおして夕飯タイムに
    したのだった。

    それで今朝。

    再び、構内警察のインターホンで。
    レイコ「はろー、ボンジョルノ、
    かくかくしかじか」

    警察のヒト「どこで盗られたのか?」

    レイコ「目の前の通りデス。
    Via Principe Amedeo。」

    警察のヒト「それならコチラでは扱えない」

    レイコ「なんでえ⁈
    夕べ朝来い、って言ったではないですか!」
    (ホテルで聞いたのも
    この構内警察で対処可能、と聞いていた)

    警察のヒト「ココは駅構内の事件のみ扱うのだよ」

    レイコ「なるほどね。
    では何処に行ったらよいですか?」

    警察のヒト「知らにゃい!」

    レイコ「なんですって!
    教えてくれなきゃこまるわよ!」

    警察のヒト「忙しいから他に聞いて!
    バイバイ‼️」

    ほんとに バイバイ、というセリフだった。

    ここでまた、途方に暮れる。

    ・・・

    むかーし、
    こんな事がやっぱりあった気がするなああ。

    そうだ、スペインはマラガの空港だ!
    これまで何度もしてきた
    フラメンコの旅 のうちのひとつ。

    帰りの飛行機が飛ばず
    空港で11時間待たされたときに
    航空会社の職員に
    こんな対応があったのだ。

    で、こんな時どうするんだっけ?

    まずは近くの広場のベンチに
    落ち着く

    ・・・
    で、行動を考える。

    そういや昨夜見た
    緊急時用に日本大使館が出していた
    問い合わせ先。

    そこには
    「ローマ警察本部」、
    みたいな大きな機関の連絡先と住所が載ってたなあ。

    あまりに大きすぎて、盗難届けごときを
    もらうにはなんか違う気もしたが、

    ホテルに戻ってそこを再度調べ
    行くことにした。

    ・・・
    ホテル、つまりテルミニ駅から20分くらい
    歩いたか。

    さすがローマ警察本部⁉︎
    中心地の
    なかなかわかりやすい場所にあった。

    で、このレセプション、
    というのか
    最初のお尋ねをする場所の
    広く威丈高な雰囲気と言ったら、ない。

    警備員⁉︎が立つ扉を入ってから
    お尋ねするまで
    相当歩き、
    イヤが応にも 緊張感は高まった。

    ガラス越しに、会話するための
    丸窓にポツポツ、と穴が開いている、
    アレ、だ。

    ここでレイコまた
    「はろー、ボンジョルノ、
    かくかくしかじか」

    警察のヒト
    「・・・」(しばし無言)

    続きは その8 へ

    その8

    イタリアで見た過去生と直後の事件〜ローマパスポート盗難 その6

    〜その6

    11月1日、ローマ日曜の夜は明けようとしていた。

    あと連絡するべきところはあったか?

    そうだ、wifi❗️

    カバンには
    パスポートや財布もさることながら
    wifiもケータイも入っていた。

    手元に残っているのは
    充電器が入ったバッグだけ。

    あ〜いやいや。
    こんな時のために
    ネット上の申し込みでは「保険に入る」欄に自動的にチェックが入る仕組みになっていた。

    この保険料が1万5千円だったかと思う。
    高い!
    と思ったわたしは
    チェックを外していたのだあああ。

    結果、紛失に際しての弁償代は4万円‼️
    これにはモチロン保険は出ない。

    申し込み時に、チラと確認していたことだったが ココで改めて再認識。
    ガックリと、ほんとにガックリとしていたところに wifiサポートからメールの即レスが。

    「成田返却の日時が、予定を1ニチでも越えたらイクラ、2ニチだとイクラ・・・」

    盗難にあったことへの見舞いのコトバはまったくない。
    予定通りの日に 残っている充電器を返して、とのこと。
    盗難にあったことと、
    予定通りの便で帰れないかもしれない、
    という連絡をしたのですがネ。

    あ〜はいはい、
    もー何もする気力がなくなりベッドへ。

    あす、いや今日
    朝8時半に開いたと同時に
    警察に行こうと思ってたのですがネ。

    起きたら9時半すぎでした。

    (続く)

    続きは その7へその7へ

    イタリアで見た過去生と直後の事件~その5

    ~その5の前に今日の日記~
    今日は2016年11月2日。
    今書いているのは昨年、2015年10月31日~11月2日の話しである。

    この話しの続きの前に、今ただ今、今日の日記。

    昨晩、10月31日に画家の堀越千秋さんが逝去された、との報を聞いてショック。
    今見たマスコミを通じて流されている訃報には、画家としての経歴だけで、
    Flamencoを唄うことはまったく書かれてない。

    ヒトは亡くなった時にも「社会的に評価された実績」のみで見られのだなあ、
    と当然なのだろうけど 寂しい。

    堀越氏は画家であるだけけなく、Flamencoの世界に強くひかれて
    スペインの生活では
    どっぷりとその世界につかり、その魅力を私たちに伝えてくれた。

    そしてFlamencoが好きになり実践する私たちに
    厳しく、なにより味のあるご意見番として存在してくれた。

    Arteの世界、ということで絵も唄も 共通かもしれないが
    絵のモチベーションとなっていたのもFlamencoの世界、なのでは、と思ってしまう。

    Flamenco、特にCante Flamencoから生きる力をもらい続け、そして唄っているReikoには、
    堀越さんこそがそういう方だったのだろう、と強く感じるからである。
    心からご冥福をお祈りします。

    さて、~その5デス。

    11月1日(日)になったばかりの深夜。
    帰国予定のローマからドーハ経由(カタール航空)成田への帰国予定便は
    11月2日(月)の午後3時。

    これから36時間、何をすれば予定通りに帰国できるのか??
    正直「予定通り」、はかなりのハードルの高さに感じる。
    予定通りにいかなくとも とにかく帰るため、にはいろいろやらにゃあ!

    まず日本大使館の場所は~
    なになに、今居るホテルから歩いても40分くらいか?
    そしてこのHPで見た緊急連絡先にまた☎する。

    結局つながったのは 夕方に☎した先と同じ!
    お決まりの 現実的に入手困難なものを含む、様々な必要書類を教えてくれたあと~。

    その担当者は。
    「でも 諦めないでください。
    最短2時間半で 帰国のための渡航書 が出ることがあります。」

    Reiko「! ということは、3時の便なのだから 日本大使館開館と同時に行けば、
        予定の便で帰国できるかもしれないのですね?」

    その担当者「そうです。」

    わあああ。
    これでやる気が出てきた。
    ローマにこれから何日も滞在し、航空券を買いなおす、という可能性もかなりある、
    と思っていたが。
    明日の予定便で帰ろうではないか!

    元気が出てきたところで実家に☎。
    弟に頼みごと、なんてこれまで殆どしたことがない。

    おそる おそる~ ☎。
    ☎に出た義理の妹に「かくかく~しかじか~」
    と話すと
    「うわあぁあああ! ひぇえええ!!!」
    といろんな声を出したあと、
    とにかく仕事に出ている弟に言うから、と。

    「本籍地入りの 戸籍抄本」をゲットするには、
    月曜の午前中中に役所に取りに行ってもらい、そしてそれをすぐさま日本大使館にFAX
    してもらうしか、ない。

    日本の午前中、そしてわたしが在イタリア日本大使館に行くのも午前中、9時半!
    であるが 
    そこは「8時間という時差(イタリアの方が後れ)」という事情でこの手続きが可能となる。

    そして「決まり」に従うなら
    その戸籍抄本原本をすぐさまFedexで送り、その送り状もFaxで送れ~
    いやこれはゼッタイムリ!ムリ。
    で、頼みませんでした。

    そもそもいそがしい弟が急に 午前中中に役所にでむける、というのもかなり可能性低い。

    後から聞いたのだが、義理の妹が代わりにやってくれようとしたが、
    役所に聞いたら 血のつながりある兄弟でなければとりあえず代理になれなかったそうだ。

    もう家族を騒がせに騒がせた。

    これもアトから聞いたが
    「立てない」はずの父がこの知らせを聞いて
    「立ち上がって」しまったそうだ。
    アトからアチコチ痛くなったのは言うまでもない。

    さて、次は保険会社に☎だ。

    コレクトコールができる。ありがたし。
    すぐにつながって話もできた。ありがたし。

    で、話し始めたら。
    「盗難にあった状況」の詳しい説明を求められる。

    こちらが聞きたいこと、は後回し。

    いつ、どこの通りで、どんな人が、
    取られたものはなに、現金は、カードは、パスポートは???

    なにせ「かばんごと」持っていかれたわけで。

    取られたものを申告するのにえらく時間かかるのだ。
    帰国後に申請したリストにゆうに30品目くらいあったのだから。
    「その他いろいろ」、という言い方をなかなかゆるしてくれない。

    「この保険には予定便に乗れなかったときの保障が入っていたか?」
    とか
    「ローマにサポートしてくれる支店はあるか?」
    とか 
    いろいろ聞くことが出来たのは40分後くらいだった。

    いやあ、これでかなり消耗。
    外はだんだんと白みはじめていた。

    続きは その6へ

    その6

    イタリアで見た過去生と直後の事件~その4

    ~ 2年目のイタリア経験 ~
    サガプリヤ スターサファイア エナジーワークパート2の15日間のコースを終えて。

    その4 ローマのドロボー騒ぎ(続き)

    さて、カバンがなかろうと パスポートがなかろうと、
    食事だ!

    食事の席で、皆はおおいにわたしを励ましてくれた。

    わたしが凹んでしまった この緊急連絡先のお答えについても
    「そんなバカなことあるかい!」と皆言ってくれた。
    横浜のホテルでパスポート盗まれた台湾人が、戸籍謄本なんかなくても帰国できたことも教えてくれた。
    そしてソフトバンクのスマートフォンも、友達のを借りてこの場で停止することができた。

    緊急停止はソフトバンク携帯からは無料で出来るのだが、自分のは盗まれてないわけで。
    こういう場合、友達のを借りろ、ということか?
    ソフトバンクの友達が居てよかった。
    でなけりゃどこに電話すればよかったことやら。

    しかしReikoはまだ放心状態。
    自分のケイタイの番号がわからなくなっていたのがその証拠。
    これも友達のアドレス帳で調べてもらった次第。

    さて、これから何をするべきか。

    今晩、そして明朝何をするか優先順位を~。
    留守宅、保険会社、帰ったらする仕事の云々・・・。

    いやその前にまず盗難届けを警察でゲットすることだ!

    パスポートがない状態では、それが唯一の身分証明書代わりだそうだから。

    いやまて! こんなにぐるぐるアタマで考えてるが~

    今! 今この瞬間大事なことは?

    ハート、♡チャクラ、第4チャクラに聞くのだ! 
    さんざんこれまで学んできたではないか。

     で今は・・・食べることだ!
    元気をつけることだ!!!

    と気がついた。

    あれは何のパスタだったかな。
    何かおいしかった気がする。
    ワインも一応赤白少しずつ飲んだ。
    デザートも皆で色々頼んで一口ずつ。

    ちゃんと全部少しずつ食べた。

    ドロボー以外の話も皆とした。
    ダレダレ(男性が)コース中、カレカレ(男性)にもててた、とか。
    ふんふん。

    この時、一緒に同じホテルに宿泊することになったリスクから来ている二ルビーも食事した。

    彼女は日本人の皆と別れたあと、一緒にホテルに帰って最後に話したコースの仲間。
    「お金はだいじょうぶ?貸そうか?いや寄付しようか??困ったら電話してね!!」
    と親切な彼女。

    うれしいな。
    こういうことで、ほんと励まされる。
    実際お金は貴重品袋にあるのがまだあったし、その後電話することもなかったけど。

    うれしかった。

    さてホテルに帰って。
    シャワーを浴びてもう12時すぎ。

    これから午前4時まで何をしていたか。

    パソコンをホテルのネットにつなぐ。
    電話でレセプションに聞いたパスワードがよくわからなくて
    (Reiko英語ヒアリング能力のもんだい)、
    直接レセプションにまた着替えて行ったりと苦労する。

    ようやくつながり、まず日本大使館を調べる。

    (続く)

    続きは その5へ
    その5

    イタリアで見た過去生〜ローマ パスポート盗難 その3

    ~ 2年目のイタリア経験 ~
    サガプリヤ スターサファイア エナジーワークパート2の15日間のコースを終えて。

    その3︎ローマのドロボー騒ぎ(続き)

    ホテルに荷物を置いて、

    まずは隊長まてぃが警察へ同行してくれた。
    時は既に20時。

    しかし24時間開いている、
    という話しだったその警察はもう閉める、
    明日8時に来い、という。

    やれやれ、だが
    よくあるハナシなので
    そうは驚かない。

    で、今日はもう警察は諦めて
    皆と食事するため、まてぃ一行のホテルに戻る。

    このホテル シャンパーニュパレスの受付から、ホテルリミニで聞いた「日本大使館緊急連絡先」とやらに電話した。

    Reikoは(多分一見n)
    冷静に必要な行動しているね!
    と皆さまに言われた。
    けど実際は まだまだ気が動転していた。

    そして~
    この緊急連絡先への電話が
    ドロボーそのものより よほど!
    Reikoにはショック、だった。

    なんとなんとスクエアな対応!!
    まずはこちらの被害状況や盗まれたものを微にいり細にいり聞かれる。これに結構な時間がかかる。

    ようやくこちらが必要な情報を述べる番。

    「「パスポート、もしくは帰国のための一時渡航書」を取るためには、
    盗難届け、パスポート用証明写真、手数料、そして「戸籍謄本、抄本、もしくは本籍地が記載された住民票」が必要です。

    「戸籍謄本はとりあえずFAXで送付してもらうと同時に、Fedexで原本を送ったという証拠としての領収書のFax」も必要になります」」と。

    戸籍謄本等を日本からFAXしてもらうこと自体、むずかしいことだぞ!

    父は歩けない状況を心配しながら今回旅に出たのだし、
    いそがしい弟にすぐ連絡がつくか?
    そんな頼みごと、これまでしたこともない。

    あす月曜朝イチで役場に行って謄本を取ってもらい、
    その上ローマの日本大使館にFaxしてもらい、
    そしてそのまた上に自分も使ったことがないFedexなんて難しいものですぐさまローマに送れ、
    なんて頼めるわけがないじゃあないか!!

    これは私だけでなく、パスポートを失くしたダレにとってもタイテイは難しいことなんじゃないのかね。

    この条件をクリア出来るのは
    旅行の度に戸籍謄本を出発前にとっておき
    いつも海外の旅には持参するヒトだけ、だろう。

    で、「それが出来ないとどーなるのですか?」
    と聞くと

    「原則戸籍謄本は必要です。ない場合の対応について具体的なことは、大使館に相談してください。こちらではお答えしかねます」
    という答え。

    このお答えが 私をおおいに落ち込ませた。

    本当に
    「戸籍謄本がなければどーしようもない」
    ならば帰れない、ことになる。

    (次回に続く)

    続きは その4へその4

    イタリアで見た過去生~ローマ パスポート盗難 その2

    DSC_0848
    DSC_0848

    ~ 2年目のイタリア経験 ~
    サガプリヤ スターサファイア エナジーワークパート2の15日間のコースを終えて。

    ~その2~

    ローマはテルミニ駅近くのホテル前で

    タクシーから皆のたくさんの荷物を下ろし。
    一行と今晩の夕飯の待ち合わせ場所を約束し。

    マルコありがとう、挨拶したりハグしたり結構時間かかってる。
    さあて、隊長まてぃ一行4人が降りて こんどはReikoのホテルに行く番。

    座席に戻ると~。

    アレっ?
    Reikoのハンドバックがないなあ。

    なんせ重いから後ろの座席に置いたままだったんだろ。

    もう6時近く、あたりは暗い。座席の下に落ちたのかなあ、マルコ、座席を倒してみて。
    ないねえ、ない。まてぃ達が間違ってホテルまで持っていったんだろうか?

    ホテルに聞きに行く。
    ・・・ない。

    やっぱり地面に落ちてるのかなあ。
    ・・・ない。

    暗いからなあ・・・・ないなあ。
    ・・・ない。
    ・・・

    カバンがないとマルコにタクシー代も払えないし、
    ホテルに入った隊長まてぃに相談に行く。

    それはぁあああ~

    「取られたんだよ・・・。」とまてぃ。

    Reiko
    「!!!マサカソンナ!!あの一瞬にして!!えっええ?アリエナイ!!!!!」

    ・・・しかし
    ・・・・・・しばらくして。

    Reiko「そうかもしれない・・・」

    ローマというところは。昨年もバスの中でスリにあっている。

    27年前初めての海外旅行でやってきたローマ、
    ここ多分全く同じ通りでジプシーの子供にカラの財布を取られたわけだし。

    これでこれまでReiko3回のローマ訪問時100%!!ドロボーにあったということだ。

    タクシーに戻った。
    マルコにこの旨話した。

    マルコは
    「えっええ?アリエナイ!!!うそだあっ!! そんなばかなことがあるかよ!!
    オレはこの車から離れなかったぞおっ!!!」

    Reikoの驚きにさらにさらに輪をかけた驚き様。
    その騒ぎようったら、ない。

    そうか、同じイタリア人でも「ローマのドロボーの手口」にゃこんなにオドロクのか、
    とまた驚く。

    なにせ「座席のドアが開いていたのは30秒くらいの一瞬」だったと思う。
    たぶんその間にとっていったのだろう。
    もう瞬間芸術芸としかいいようがない。

    「一瞬のスキ」を狙われたのだろうが、これ以上気をつけようも、ない。

    参った。完全降参。

    念のため、まてぃが路上のゴミ箱の中も確認してくれたが、ない。

    マルコはこれまで2週間のコースをやっていた アッシジ近郊お宿の主人にケータイからデンワ、
    コーディネータにもデンワ。

    Reikoもコーディネータと話したら「マルコのせいじゃないわよ!」とか言っていた。

    マルコは責任感じて自分のせいだ、と彼女に話したわけだ。
    ともかく大騒ぎで彼なりの対処しようとしてくれた。

    しかしながらハンドバックが無くなったのはここローマなわけで、
    どーにもなりゃしない。
    こーなったらReikoに必要なのは地元の警察とかだ。

    マルコは責任感じて「(タクシー代を)負けるから」と言ってるようだが、なんだかよくわからない。
    ここで時間を食うのももう無駄だ。
    ドロボーだと気づくまでの大騒ぎに40分はかかったと思う。

    で、気を取り直してReikoの泊まるホテルリミニまで行ってもらう。

    ホテルの受付では、パスポートのコピーを出して「今、アクシデントでパスポートないの!」
    と事情を話す。

    レセプションのお兄さんがサッとネットから取り出した情報は
    「日本大使館緊急連絡先」。

    早い!慣れてる!!

    その日は土曜。月曜朝まで大使館は開いてない。
    その連絡先に連絡するしか方法はない。

    で、まずは盗難届けが必要なことは知識として知っていた。
    ホテルに警察の場所を聞く。

    テルミニ駅構内のそれを、これまたすぐサマ教えてくれた。
    (続く)

    続きは 
    その3へその3へ

    イタリアで見た過去生〜ローマパスポート盗難 その1

    サガプリヤ スターサファイア エナジーワーク(パート2)の15日間のコース最終日のこと。

    これはReiko2年目のイタリア エナジーワークコースにてサガプリヤに受けたセッションの後、
    過去生での出来事が、実際今に起こった「現実お試し」のような体験の記録です。

    10月31日(土曜)

    イリアはアッシジ近郊のレ・トラッチェでこの日にコースが終了。

    自分の男性性と女性性のエネルギーを見るワーク。

    深い内面の海の底の底までを見て

    2週間の間にまるで何生も生きたかのような疲れ。

    夕方5時すぎだったか?

    レ・トラッチェ専属契約 マルコが運転するタクシーで

    隊長のマティ達が泊まるローマ、テルミニ駅近くのホテル シャンパーニュパレスの前の路上に着いた。

    ここはまさしく27年前、

    初めての海外旅行にて

    新聞紙を抱えたジプシーの子供に「空のサイフ」を取られた場所。

    あのとき たくさんの子供たちを振り払って逃げてきたのに、あるひとりの子が追ってきた。

    わたしはもう逃げずに「なに!」と聞いたら

    猫の顔の形をした空のサイフを「これ返す」と。

    拍子抜けしたもんだった。

    さて今回は タクシーは大きなワゴン車。

    一行5人。

    この半月、Deepなエナジーワークをともにし

    田舎の修道院さながらの 自然と無時間性の溢れるお宿で 殆ど出かけず毎日顔をつきあわせた特別な仲間たち。

    Reikoは3列シートの最後部に皆のスーツケースとかの大荷物と共に座っていた。

    「ほら!この荷物は降ろす?あの荷物はどう?降ろすの、降ろさないいのおお??」

    マルコがワゴン車後ろのトランクから、どんどん皆の荷物を降ろそうとする。

    Reikoホテルは皆と違う。

    ここからごく近いが、大荷物を抱えたReikoは次のホテルまで是非行ってもらいたい。

    モチロン隊長のまてぃには事前に頼んであった。

    しかしここはテルミニ駅近く。道路は混んでるし、遠回りだし、駅の西側東側を移動するのは一苦労。

    マルコは面倒がっている。

    「それはReikoの荷物だからまだ降ろさないで!」

    と躍起になって車から飛び出してトランクの前に行った。

    その間、ほんの少しの間、座っていた座席の横のドアは、開いていた・・・。
    (続く)

    続きはコチラ⇒ その2

     その2