突発性難聴日記😮その6/コワイ歯医者終了✨

突発性難聴日記 その6

さて。
で、その歯医者である。

やっぱり。

歯医者のそのセリフは
「そんな昔のこと(何せ11年前)
言われてもねぇ!
まあ とにかく見せてください」

この段階からかなりコワイ。

で、レントゲン撮ったら
その右奥歯はふたつに割れていた。
そりゃ抜くしかない。

で、その抜いた後をどうするか
が歯医者によって色々らしい。

前に行った歯医者でも治療計画という
ものを提示されただろう、
と言われたがよく覚えていない。

大体歯が割れていたことだって
その時言われたのだろうが
まったく覚えていないのだ。

そんなわたしに業を煮やしたように
「大体ねえ!
ウチに通っていただけるんですかあ!
前だって途中でやめてるでしょうがあ!!」

そうだったのか。
どうやら当時3年近くも通ったらしい。

こちらとて
そんな昔のことを覚えてない、
のだが
この激しい言われようは思い出した。

言ってることはごもっとも。
途中で来ないなら 治療計画は変わってくる、
とのこと。
途中で放られても困るよ、と。

そして前に行った歯医者に行かず
ココに来たわたしの経歴は
前課を上塗りしてるように見えるかもしれない。

わたしは決して医者ジプシーをして
アチコチ渡り歩くタイプじゃない、と思う。
むしろこれまでひとつところを
唯一と思い込んでしまっていたなぁ、と
反省ぎみなのだ。

前の歯医者もなんとなく気に入らない、
とかではない。

どうしようもない恐怖で逃げて来たのだ。

などという言い訳もせず
まったくひるまなかった、とは言わないが
自分はどれだけの期間通ったのかを
歯医者に聞いた。

こういう対応を
前に通っていたときは 出来なかったな、
と思い出した。
ひたすら萎縮してた。

う〜ん。
こんなことも私はガマンして
がんばってたんだね。

で、住まいは当時都内、今千葉県。
前より遠い。
そりゃ今回だって通いきれないかもね
その歯医者の言う通り。

しかし
どこからやってきたのか
わからない恐怖を感じた
前の歯医者には もう行けないが

この歯医者なら行くことはがんばって
可能だな、と思った。

しかしまったく嬉しくない。
歯医者に通う、ってこと自体が嬉しいわけもないけれど。

いずれにせよ
痛くないなら
治療は急がなくて大丈夫だから
突発性難聴の治療が終わってからにせよ、
とのこと。

ステロイドの服用期間はもう終わっていたのだが、
ほかのクスリをたんまりと飲んでいた。

歯を抜くなんて体力使うんだから
クスリが抜けてからの方がいいよ、と。

そう言ってくれてホッとした。

歯医者もゆっくり選べばよいのだから。

で、帰りがけには
「では気をつけてお帰りくださいね」
だって。

優しいことも言う。
ただし顔はあさっての方向を向けながら。

そんなところを救いに
かつてのわたしは
ココに通っていたのかもしれない。

(つづく)

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