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フラメンコラジオ🌹歌詞で感じるフラメンコ【ブレリア2/2】レイコ旅唄Flamenco⑩ご紹介。

毎週金曜「レイコ旅唄Flamenco」の放送では

2023年1月27日からしばらく歌詞を通じてフラメンコを語ります。

内容はフラメンコを通じたスペイン現地での楽しい経験や、曲の内容やメッセージ、それへの思いです🌹

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2月26日の放送はブレリア・デ・ベルナルダの完結編。⬇️

https://stand.fm/episodes/63f8cd212ecb7ee2a7f0bdfc

(スタンドfmはアプリを入れずとも、すぐにお聴きいただけます)

内容はこんな感じです。

○このブレリアにはフラメンコの伝統的歌詞と、南米のbolero起源の歌詞が含まれていること

04:20●4つ目の歌詞

(bolero 起源)

Ay todo el mundo nos separa

por dos distintos generos

pero mi amor es más fuerte

que el poder del mundo entero

y allá al final del camino

con mi corazón te espero.

世界中が

「あなた達は住む世界か別だ」

と二人を隔てようとする

でも、

私の愛は全世界の力より強いの

この道の行く果てで

真心こめてあなたを待つの

11:10●5つ目の歌詞

(bolero起源) 

Y tù tendrás un altar

y un paraíso hecho con besos

y reinarás junto a mí

porque el mundo será nuestro;

ay tú eres luz y yo soy sombra

que en la noche se junden negros

ay tú eres mar y yo soy río

que se encuetran lo que lejos.

あなたはキスでできた天国と

祭壇を持つ

あなたは私と

居てあなたは王になる

世界はふたりのもの

あなたは光、私は影

でも夜には同じ黒になる

あなたは海、わたしは川

どこか遠くで出会うのよ

○ブレリアは空気を読む⁈

○フラメンコ、ベルナルダの音源と南米Bolero音源の聴き比べ。

(BoleroはJavier Solís :Con mi corazón te espero)

○ベルナルダ、フェルナンダの唄の魅力

○西洋のものを「模倣する」ことの意味あい

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紹介する曲種や歌詞は

レイコの初製作CD

“Derramando mil flores”に基づいて紹介しています。

「ブレリア・デ・ベルナルダ」は3曲目に収録されています。

このCDをぜひお手に取っていただけたらうれしいです。

フラメンコ唄のCD: 

DERRAMANDO MIL FLORES

~唄声は内側の宝石への通り道~

Cantaora(唄い手): Reiko Shimizu Sangit

Guittarista(ギタリスト): Toshio Kinami

¥2,800-(+送料 ¥180-)

CDの詳細と販売ページ

→ https://reiko.link/shop/product/cante_flamenco_cd/

アナマリア ロペス ブレリアの魅力✨

(7月9日 Facebook投稿に同じです)

たぶん〜2年近くぶりに
踊りのクラスに出るなり😳😵🙌

わたしは唄いたいのであり
踊りは〜なんですが
このクラスには出たい!

ブレリアは振り付けではありませんよ✨
知ってることをつなぎあわせて
遊ぶんですよーっ👌👌👌🌹

そういう踊り✨✨✨

で、アニーセンセイの言う
その精神は
よおくよおく承知してて
だからそういうの
やりたいんだけど

いかんせん思うように動けない。

踊りの靴をずっと履いてる、ってことが
結構むずむずで。
いタタッ!
もういっかーっ、暑いしなぁ😵😵💦

と根性ナシレイコになってた。

わたしがわかったのは
「唄のどこで出るか」
だけだわね〜っ。

ああ しかし
アニーセンセイ教える
ヘレスのブレリアへの
憧れは消えることナシ✨✨✨

これは自由、
それも「自由に遊ぶこと」への
渇望だああああ!

この日は特に
プラスエラの唄で
アニーが何かを感じながら 出るところ。

そこからとても伝わって来ました。

クラスにいた他の人達も
そうなんじゃないかしら✨

※ 2年前のJerezでの写真。

イタリアで見た過去生と直後の事件ーローマパスポート盗難 その26

3日間のローマから日本帰国までの奮闘記
の後日談ーその3、である。

前の投稿(その25)で夜中に痛み到来前。

この日は楽しく Flamencoのエッセンス、伝統的なFlamencoを今に伝えるZorriおじさんのハナシを聞いていた。
(2015年11月のFacebook投稿加筆です)

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ブレリアの使者Zorriおじさん。
御歳79才😳😳😳❗️
(2015年時点)
はじめての来日だそうです。

先月スペインはヘレスでお会いして1カ月ぶり。
しかし1年くらいたった気もする。

子供の頃からフラメンコの家族に育ち、
アニー先生と共にヘレスのブレリアを
伝えにやってきました。

九州から東京まで
10日ばかりを毎日ハードスケジュールをすごし
疲れナシ、時差ボケなし、
日本の食べ物おいしくよく食べる。

ものすごく元気で楽しそう!

自分のエネルギーで立つ、ってこういうことなのね、
と目の前で教えてくれました。

そのZorriおじさんのお話✨✨✨😃

ビール飲みながらボヤッと聞いてたので
マチガイもあろうが忘れるよりマシ、
と以下に備忘録書きました。

彼はパケーラ デ ヘレス
(ヘレスを代表する唄い手のひとりで、
その唄のみならずその存在そのものが
爆発的怪物的偉大なアルティスタ女性)
の一族(いとこだと思う)。

Zorri24才の時にパケーラ座長のもと、
3カ月旅して廻る(場所どこだったか、スペイン国内)
一座に踊り手として参加した。

この頃(1950年代)は、
オールフラメンコな一座ではなく、
クプレを唄う人やコメディアンとかも一緒の
ヴァリアーダ
(逢坂剛さん編纂の『スペイン読本』に入っていた読みものでは『寄席』と訳されていた)という形式だったそう。

一座のフラメンコメンバーには
当時16才だったパコセペーロ(超ベテランヘレスギタリスト)、
クーロデウトレーラ(こちらもすっごいいいウトレーラの唄い手)、
15才位だったタレゴンデコルドバ、

そしてセビージャからは
ファルーコ(セビージャのフラメンコを代表する一族の家長)と
○○(やはり超大物だったが、ダレだか忘れた)などが参加した。

給金は1日50ペセタ(これがウロ覚え)。
ただしファルーコと○○はその2倍もらってた。
座長パケーラが皆に払ってた。

3カ月の旅の仕事を終え
そのためたお金(5000ペセタ?ウロ覚え)もあることだし、
彼女(当時21才)に『結婚しよう!』
と言った。

そして結婚したのだが彼女は
『もうフラメンコの仕事はしてくれるな』と。

その気持ちを組んで3年前、
彼女が他界するまで公式の場で
フラメンコはやらなかった。

あくまで親戚の集まりとかプライベートな場だけで
やっていた
(うーん、それはスゴイ!とReiko驚いた)。

その頃、甥のホセリート メンデス
(唄い手で、教え方も素晴らしく、レイコはさんざレッスンしてもらった)に連れてってもらった初めてのロシオ(巡礼です)。

そこにはヘレスのフラメンコのアルティスタの
集まるカセータ(巡礼小屋、というか)がある。

ここで5日間のフラメンコフィエスタに参加した、
あれあれ❗️
あの日々がこれまでの人生で
イッチバンタノシカッタなあ💕💕💕
(うっとりした様子で)

ああ。
こういう話しを聞くのとその表情に接するのは
ほんと楽しいなあ、
と思ったのでした。

以上。

(その27に続く)

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