「映画や舞台や本の味わい。」カテゴリーアーカイブ

映画Muerte de un ciclista

これを見た。

1955年

内戦後のスペインでの話。

直訳すれば

「自転車に乗ってた人の死」

が日本語タイトルは

「恐怖の逢びき」

となってる。

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直後は

わからんちん、でした。

でも責任を取ろうとすることで

これまでに最高の生きる気力が湧いてきた、というのはわかる気がした。

ひき逃げしたのを

自首したら

それまでの持っていたものは

すべて失う。

それでも

それはそれまでよりも

生きる気力をもたらす。

それまで外側から見たその人の

生活は満たされているようで

実は

逃げて逃げて

その外側を保っていた。

責任の本質

の提示、提案なのか?

別にひき逃げした罪悪感

ではなく

死ぬまでに

「自分自身を生きなかった罪悪感」

「自分自身を生きようとすることで

出てきた生きる気力」

の話

なのかもしれない。

生きる気力が人生でMaxになるのが

死の直前、だったとしても

それを味わってから

この生を終えるのと

外側は人並みより

ずっとずっと満たされていながら

ひたすら逃げて

終えるのと

そんな対比なのかもしれない。