2024.4.12金曜
「蝉よもう泣くな」歌詞で感じるフラメンコII-7: レイコ 旅唄Flamenco 58
(スタンドfm配信):
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フラメンコファンを大きく拡大した
革命的存在だった唄い手、カマロン・デ・ラ・イスラ。
大好きな唄い手のひとりです。
彼がブレリアの形式で唄うこの歌詞の元はメキシコ民謡。
最後の「わたしはセミ達のように夢の中に居て死にたくはない」
の結論がわたしにとってはすごくフラメンコ的✨
この場合の「夢」は将来の夢、希望とかでなく
無自覚、気づかない、ということだとわたしは解釈してます。
死際に何が起こっているかを
明瞭に気づいているのはつらいかもしれないけれど
フラメンコはそれを望むんだなぁ・・・。
と感じてます。
【タイムテーブル】
9分:スペイン語の歌詞
18分:日本語の歌詞
21分以降:フラメンコ近況
フラメンコ近況は
○久々スペイン行きの計画を練り始めたこと。
○91年、ツアーに乗っての初めてのスペイン旅行経験をシェア。
そこで見たタブラオフラメンコに「こんなにフラメンコじゃない!」
と怒り・・・
○ビクトル・エリセ監督の一連の映画作品を見た話。
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
Y ya no me cantes cigarra,
y apaga tu sonsonete
que llevo una pena en el alma
como un puñal se me mete
sabiendo que cuando canto
suspirando va mi suerte
bajo la sombra de un árbol
y al compas de mi guitarra
canto alegre este huapango
porque la vida se acaba
y no quiero morir soñando
ay como mueren las cigarras.
♡♡♡♡♡♡♡
セミよもう泣くな
その繰り返す決まり文句の
鳴き声をやめてくれ
その鳴き声は
私の心を突き刺す短剣のように
わたしの魂に哀しみをもたらす
わたしは唄うとそう気づくのだ
わたしの運命の行方に
ため息をつきながら
木々の木陰で
わたしは
わたしの弾く
ギターのコンパスに合わせて
楽しくウァパンゴ(メキシコ舞踊の一種)を唄う
なぜなら 人生は終わりに近づいているんだ
そして
夢見ているうちに死にたくはない
セミたちの死のようには。
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
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レイコのスタンドfm⬇️
次回は4月19日金曜 23時〜
放送時間後は、アーカイブも聴けますのでぜひお越しくださいませ😘😘😘
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