わたしのF lamenco探訪中の
きっと一生忘れられない光景、のひとつ。
スペインはアンダルシア地方に
ロシオの巡礼、という行事あり。
時期は毎年6月あたり。
ウェルバ地方、El Rocioのマリア様の功徳をいただくためにアンダルシア各地からお参りの講がやって来る。
その数100グループ以上。
祭りの期間は3日間、だったか?
各地の教会から山車を仕立て、
sin pegadoと呼ばれるその地のマリアさまの象徴を乗せて講のメンバーがEl Rocioの地まで行列し、ひっぱること数日〜バルセロナあたりからは1週間以上。
唄いながら 野営地では踊りながら
マリアさまに会える期待や喜びを表す。
ここで歌われるのはセビジャーナス ロシェーラス。
空からやってくる白い鳩、それがマリアさま✨
沼地を越え、松林を抜け〜
と言った巡礼地への道程の光景がうたわれる。
往路はマリアさまに会える嬉しさや期待、
復路はマリアさまに会えた満足や幸せがうたわれたりする。
ここにある現地でもらった昔の写真で、
光景を想像していただけたら、と思う。
一枚目:各地の教会から(これは80年前トリアーナ)から、
教会の象徴の旗とお参り講(Hermandad)一行が、これから何日もかけてロシオに向かう。

2枚め:道程。場所で途中野宿しながら(ヘレスからでも5晩)
ロシオを目指す。

3枚め:道程にはグワダルキビルの川渡りがありドニャーナ国立公園の中を進む。

4枚め:野営地でセビジャーナスロシェーラスで踊る。

5枚め:ロシオで。
100組近い各地からの講(Hermandad)が到着している。
そこにロシオのマリアさまの方から訪問、という形でやってくる。
そのマリアさまの行幸中にマリアさまの乗った山車に触ろうとする人達。
触れると幸せがやってくる。

赤ちゃんが触れたら
その後は幸せな人生✨
だから居る人達に頼んで
「赤ちゃん送り」をするのだ。
このもの凄い人ごみでの危険をかえりみず。
落ちたら命を落とすかもしれない。
信頼、があるのだ。
きょうは以上。
また旅で出会った忘れられない光景と
フラメンコについて書きます✨😃