~ 2年目のイタリア経験 ~
サガプリヤ スターサファイア エナジーワークパート2の15日間のコースを終えて。
~その2~
ローマはテルミニ駅近くのホテル前で
タクシーから皆のたくさんの荷物を下ろし。
一行と今晩の夕飯の待ち合わせ場所を約束し。
マルコありがとう、挨拶したりハグしたり結構時間かかってる。
さあて、隊長まてぃ一行4人が降りて こんどはReikoのホテルに行く番。
座席に戻ると~。
アレっ?
Reikoのハンドバックがないなあ。
なんせ重いから後ろの座席に置いたままだったんだろ。
もう6時近く、あたりは暗い。座席の下に落ちたのかなあ、マルコ、座席を倒してみて。
ないねえ、ない。まてぃ達が間違ってホテルまで持っていったんだろうか?
ホテルに聞きに行く。
・・・ない。
やっぱり地面に落ちてるのかなあ。
・・・ない。
暗いからなあ・・・・ないなあ。
・・・ない。
・・・
カバンがないとマルコにタクシー代も払えないし、
ホテルに入った隊長まてぃに相談に行く。
それはぁあああ~
「取られたんだよ・・・。」とまてぃ。
Reiko
「!!!マサカソンナ!!あの一瞬にして!!えっええ?アリエナイ!!!!!」
・・・しかし
・・・・・・しばらくして。
Reiko「そうかもしれない・・・」
ローマというところは。昨年もバスの中でスリにあっている。
27年前初めての海外旅行でやってきたローマ、
ここ多分全く同じ通りでジプシーの子供にカラの財布を取られたわけだし。
これでこれまでReiko3回のローマ訪問時100%!!ドロボーにあったということだ。
タクシーに戻った。
マルコにこの旨話した。
マルコは
「えっええ?アリエナイ!!!うそだあっ!! そんなばかなことがあるかよ!!
オレはこの車から離れなかったぞおっ!!!」
Reikoの驚きにさらにさらに輪をかけた驚き様。
その騒ぎようったら、ない。
そうか、同じイタリア人でも「ローマのドロボーの手口」にゃこんなにオドロクのか、
とまた驚く。
なにせ「座席のドアが開いていたのは30秒くらいの一瞬」だったと思う。
たぶんその間にとっていったのだろう。
もう瞬間芸術芸としかいいようがない。
「一瞬のスキ」を狙われたのだろうが、これ以上気をつけようも、ない。
参った。完全降参。
念のため、まてぃが路上のゴミ箱の中も確認してくれたが、ない。
マルコはこれまで2週間のコースをやっていた アッシジ近郊お宿の主人にケータイからデンワ、
コーディネータにもデンワ。
Reikoもコーディネータと話したら「マルコのせいじゃないわよ!」とか言っていた。
マルコは責任感じて自分のせいだ、と彼女に話したわけだ。
ともかく大騒ぎで彼なりの対処しようとしてくれた。
しかしながらハンドバックが無くなったのはここローマなわけで、
どーにもなりゃしない。
こーなったらReikoに必要なのは地元の警察とかだ。
マルコは責任感じて「(タクシー代を)負けるから」と言ってるようだが、なんだかよくわからない。
ここで時間を食うのももう無駄だ。
ドロボーだと気づくまでの大騒ぎに40分はかかったと思う。
で、気を取り直してReikoの泊まるホテルリミニまで行ってもらう。
ホテルの受付では、パスポートのコピーを出して「今、アクシデントでパスポートないの!」
と事情を話す。
レセプションのお兄さんがサッとネットから取り出した情報は
「日本大使館緊急連絡先」。
早い!慣れてる!!
その日は土曜。月曜朝まで大使館は開いてない。
その連絡先に連絡するしか方法はない。
で、まずは盗難届けが必要なことは知識として知っていた。
ホテルに警察の場所を聞く。
テルミニ駅構内のそれを、これまたすぐサマ教えてくれた。
(続く)
続きは
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