「フラメンコ」タグアーカイブ

2024.5.24金曜「あなたの言葉を」歌詞で感じるフラメンコⅡ-11

「あなたの言葉を」歌詞で感じるフラメンコII-11:レイコ 旅唄Flamenco 62

(スタンドfm配信):

☟クリックすると

お聴きいただけます。

https://stand.fm/episodes/6650156bf976059666d3b74d
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♡♡♡♡♡♡♡

あなたがわたしに言ったことを

手のひらに乗せる。

まるでそれは

ワックスのかかったレモンのようだ。

それはほとんど虚しい。

○Llevo lo que me diste
en la palma de la mano
como un limon de cera
como un limon limon 
limon casi blanco

♡♡♡♡♡♡♡

これは

ガルシーア・ロルカの詩らしい。

カマロンがブレリアで唄ってる。

あなたがわたしに言った言葉とは

よほどむなしいものなんじゃないか。

嘘っぽいんじゃないか。

それはワックスのかかったレモンの

ようなんじゃないか。

外側の

見た目だけピカピカしていて

中身は空しいんじゃないか。

そんなふうに感じた歌詞でした。

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

コチラ⬇️で毎週金曜日(原則夜23時〜)にフラメンコラジオをやっています。

レイコのスタンドfm⬇️

https://stand.fm/channels/616eb673afa93b18fc93ba1b

放送時間後は、アーカイブも聴けますのでぜひお越しくださいませ😘😘😘

下にスクロールするとこれまでの

色々な放送が出てきます。

この「スタンドfm」は特にアプリを入れなくてもクリックするだけで、スマホでもPCでもすぐにお聴きいただけます✨

スマホでアプリをインストールすると、放送時にコメントしていただいたり、一緒に話すこともできてそれも楽しいです♪

【聴き方】

時間になったら上記URLをクリックすると、スタエフの画面で「LIVE」というのが始まるので、それを押すと聴けます。

PCからも聴けますが、スマホでスタエフのアプリをダウンロードしておくと、リアルタイムでコメントしたり放送に参加できます。

スマホからがおススメです。

放送時間後も

保存されたものをお聴きいただけます😃😃😃

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2024.4.12金曜「蝉よもう泣くな」歌詞で感じるフラメンコⅡ-7

2024.4.12金曜

「蝉よもう泣くな」歌詞で感じるフラメンコII-7: レイコ 旅唄Flamenco 58

(スタンドfm配信):

☟クリックすると

お聴きいただけます。

https://stand.fm/episodes/6618bf12bd20dd9032b3ed5d

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フラメンコファンを大きく拡大した

革命的存在だった唄い手、カマロン・デ・ラ・イスラ。

大好きな唄い手のひとりです。

彼がブレリアの形式で唄うこの歌詞の元はメキシコ民謡。

最後の「わたしはセミ達のように夢の中に居て死にたくはない」

の結論がわたしにとってはすごくフラメンコ的✨

この場合の「夢」は将来の夢、希望とかでなく

無自覚、気づかない、ということだとわたしは解釈してます。

死際に何が起こっているかを

明瞭に気づいているのはつらいかもしれないけれど

フラメンコはそれを望むんだなぁ・・・。

と感じてます。

【タイムテーブル】

9分:スペイン語の歌詞

18分:日本語の歌詞

21分以降:フラメンコ近況

フラメンコ近況は

○久々スペイン行きの計画を練り始めたこと。

○91年、ツアーに乗っての初めてのスペイン旅行経験をシェア。

そこで見たタブラオフラメンコに「こんなにフラメンコじゃない!」

と怒り・・・

○ビクトル・エリセ監督の一連の映画作品を見た話。

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

Y ya no me cantes cigarra,
y apaga tu sonsonete


que llevo una pena en el alma
como un puñal se me mete


sabiendo que cuando canto
suspirando va mi suerte


bajo la sombra de un árbol
y al compas de mi guitarra
canto alegre este huapango
porque la vida se acaba


y no quiero morir soñando
ay como mueren las cigarras.

♡♡♡♡♡♡♡

セミよもう泣くな

 その繰り返す決まり文句の

鳴き声をやめてくれ

その鳴き声は
 私の心を突き刺す短剣のように

わたしの魂に哀しみをもたらす

わたしは唄うとそう気づくのだ

わたしの運命の行方に

ため息をつきながら

 木々の木陰で

わたしは

わたしの弾く

ギターのコンパスに合わせて

楽しくウァパンゴ(メキシコ舞踊の一種)を唄う

 なぜなら 人生は終わりに近づいているんだ

 そして 
夢見ているうちに死にたくはない

セミたちの死のようには。

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

コチラ⬇️で毎週金曜日(原則夜23時〜)にフラメンコラジオをやっています。

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次回は4月19日金曜 23時〜

放送時間後は、アーカイブも聴けますのでぜひお越しくださいませ😘😘😘

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キモノ日記①まるで「手袋を買いに」のような・・・


首に巻いているのは

たぶん祖母が子供時代に着ていた

100年前の着物。

オレンジ色の裏地はもっとあたらしい。

着物を洋服にするのでなく

着物として現代風に着る

「コンテンポラリー着物スタイル」を提案されている

藤巻理絵さんの作品だ。

とーっても気に入っている。

今年のお正月から

着物に夢中になって3か月。

突然始まった

わたしの着物関連ライフの

営みを聞いてほしい。

祖母が女学生時代(つまり大正)に着てたんだろう、と推理された

矢羽柄のお召し⁈を

「染めもの屋」という看板を掲げているが仕立てが得意、というネットで知り得た茨城エリアの着物専門店に持って行った。

ふる〜くからありそうな

これまで映画でしか見たことないような

築100年以上⁈の日本人形と古き良き着物が鎮座している

時代劇で見たような

昔タイプのショーウィンドーの奥の引き戸を開けると

 そこにはやはり時代劇か歌舞伎か

最新で寅さんの煎餅屋さんでしかその雰囲気に触れたことのない

畳み敷の丁場があって

 番頭さんが大福帳をめくっていそうな・・・

この店に入るのに

充分な勇気なく

一回目は結局コッソリ下見に終わった。

商店街、と言っても数件しか営業してないむかーしの通り。

夕刻に差し掛かり

暗がりのなか

障子に灯る赤いひかりに

「手袋を買いに」という童話をおも

いだした。

 なんだかキツネさんが出てきそうなのだ。

かつての似た体験と言えば

フラメンコの営みで

滞在したスペインの南、

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラの

まったく看板を掲げていない 

老舗の仕立屋さん(この場合もちろん洋服)に入ったことがある。

 父に買うベルトがないかな?と思って、のぞいたのがきっかけだった。

 ココでの大福帳は、あの羊皮紙みたいな年季の入ったリスト、だったんだと思う。

 きっと長年のお得意先のおうちがたくさんあって新規顧客の募集はしてない様子だった。

 あのとき

滅多に入れなそうな

随分と特別な空間に入ったもんだー、と思いドキドキ、だがワクワクしたもんだった。

がしかし。

今回の着物専門店の

訪問はその上をゆく敷居の高さ!

ここは日本なのに

ああ、なんという入りにくさ!

今より若いときに

ここに入る勇気は到底なかったと思う。

続きはまた。

次回独演ライヴ2023年12月3日(日)巣鴨に決定!

こんにちは。

フラメンコを唄う

レイコシミズサンギットです。

10月になりました。

まだかまだかと思っていた良い季節、秋が

ついにやってきましたね。


いかがお過ごしでしょうか。

わたしは先日10月1日に

ティアラこうとう 小ホールでの催しを無事に終えました。

この日はまだホール併設のカフェに「かき氷」がありました!

ギタリスト宮川明さん主催の地域の方々にも向けた
ギターソロ、カンテソロで構成されたフラメンココンサートでした。

世の中的には
このような構成の催しはほとんどなく、しかもホールでというのは滅多にありません。

それに声をかけていただいたのは、とてもうれしいことでした。

また私はそもそもフラメンコを習い始めたのは既に30年前ですが、江東区の深川江戸資料館を拠点に江東区の公共施設で活動していた先生にお世話になっていたので、

この場所で唄うことがてても感慨深くもありました。

その頃はカンテの教室というのは殆どなく、踊りの教室への入門でした。

20代のその頃を思い出すと楽しい思い出ばかりです。

フラメンコを初めて数年間は、見るもの聴くものすべて新鮮で

教室の先生やクラスの仲間とのつきあいはとても楽しく、

忙しかった会社員生活でのわたしの唯一潤いの場でもありました。

周囲の方々にとても良い時間を過ごさせてもらい、感謝しています。

当時も「フラメンコは楽しい」とともに「よくわからない」という気持ちは常にあったのですが・・・。

その「本当のところを知りたい」という気持ちを持つようになってからは

「なかなか辛い」とも感じるようになりました。

フラメンコをやることで人とも出来事とも、いろいろな出会いがあり

そこでいろんなことが起こり、そして別れもありました。

最近では嬉しい再会も多いのです。

いつぞやどこかで言った気がしますが

「フラメンコを続けていることが再会の約束」になる

そんな気が今またしています。

・・・・・・・

さてさて。今年中にもう一度、と言っていた

次回「独演ライヴ」の話です。

前回独演で木南利夫さんのギターのとある前奏を聴いていて。

いつも聴いているのが心地よく

それを聴きすぎると自分が唄うのを実は忘れてしまう、ことがあります。

先日その演奏になんだか「ここは詩を読むところ、ではないのか?」

という感じがしたので木南さんにお伝えしたところ。

やはりそう、なのでした!
・・・・・・・・・・・・

ですので、次回はこれを少し(たくさん?かまだわからない)

試みてみたいと思います。

それはいったいどういうことなのか?

皆さまにぜひご一緒に体験していただけたら!

と思います。

まだどんな形になるかわかりませんが、

すごーくわくわくしております。
・・・・・・・・・

次回はもう来年になってもいいかと思っていたのですが

この流れが来たので、やはり今年中にやります♡

ぜひぜひご予定いただけたら嬉しいです。
・・・・・・・・・

それではどうか素敵な秋を

楽しくお過ごしくださいますよう、お祈り申しあげます。

♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫

カンテフラメンコ独演ライヴ 

“唄声は内側の宝石への通り道 por 18”

日時: 12月3日(日)午後2時開演 

場所:  巣鴨駅近く レソノサウンド(前回7月同様)

⬇️詳細・お申し込み

https://www.resono-sound.com/

〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-3-3

※JR巣鴨駅から徒歩3分くらいです。

内容:フラメンコの唄と詩とギターとはなし

https://resast.jp/events/867484

入場料:3,000円(前日までのご予約)
   3,500円(当日のお申し込み)

カンテ:レイコシミズサンギット

ギター:木南利夫

♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫
・・・・・・・・・・・

以下は「六本木Piano bar IZUMIのフラメンコショー」

六本木Piano bar IZUMIのフラメンコショー。Jazzなどのステージもあります。

ベテランギタリスト、高橋秀男氏率いるクアドロフラメンコ。踊り、ギター、唄のショーです。

※ご予約レイコまで。または下記お店に直接お願い申し上げます。

六本木Piano bar IZUMI

106-0032 港区六本木3-14-9妹尾ビルB1

Tel:03-3408-4149

Web:http://izumi-jazz.com

Mail:izumi@izumi-jazz.com

🌼営業時間🌼

フラメンコの日))OPEN 》19:00 1st》19:30~ 2st》21:00~

閉店》24:00

◎10/28(土)   MC:5,000-(別途2order)
 出演者未定

◎11/11(土)   MC:5,000-(別途2order)
 出演者未定

2023.2.17 歌詞で感じるフラメンコ【ブレリア1/2】レイコ旅唄Flamenco⑨(スタンドfm)

フラメンコを唄うレイコ シミズサンギットです。

毎週金曜夜は「フラメンコラジオ🌹」

以下のスタンドfmで、アプリをいれずともすぐにお聴きいただけます。

2023.2.17

歌詞で感じるフラメンコ【ブレリア1/2】レイコ旅唄Flamenco

https://stand.fm/episodes/63ef9887faa60ced406a450e

毎週金曜「レイコ旅唄Flamenco」の放送では

1月27日からしばらく、歌詞を通じてフラメンコを語ります。

内容はフラメンコを通じたスペイン現地での楽しい経験や、曲の内容やメッセージ、それへの思い🌹

フラメンコにご興味ある方のみならず、フラメンコをこれまでご存知ない方にも。
レイコ の感じていることをお伝えしたい、と始めました。

語ってみて、改めて感じたのは
フラメンコの歌詞の奥深さ。

例えば「ひとつ目の歌詞」。
これは女性に対する束縛のうた、なのだろうか?
それとも愛情の深さ、を示しているのだろうか?

などなど。
想像、妄想が膨らみます。
表面的にはこう言っているが、本当に言いたいことは何だろう?

そう思わせられるのがフラメンコの唄かもしれない、と感じています。

************

本日はブレリア・デ・ベルナルダの前編

内容はこんな感じでした。

●ブレリアとは?

●希少な女性唄い手:

フェルナンダ、ベルナルダ・デ・ウトレーラ姉妹の紹介

●フラメンコではない音楽、唄をフラメンコ化するということ

09:00●ひとつ目の歌詞

Que lo que quiere de mi,

que lo que quiera de mi,  

hasta la agua que yo bebo te la 

tengo que pedir.

私に何を望むと言うの?

これ以上

私に何を望むと言うの?

私が水を飲むのさえ

あなたに聞かなければならない

と言うのに。

13:00●ふたつ目の歌詞

Que tú haces conmigo

 lo que tú haces conmigo 

y al ver gran poder

y buscando y te va a mandar castigo.

あなたが私にしたことを

偉大なる力が見ていたら

あなたに罰をお与えになるでしょう。

16:30●三つ目の歌詞(南米のBoleroから)

Ay tú tan alto y yo tan bajar

y acercarme a ti no puedo.

Ay tú tan rico y yo tan pobre

Ay rica soy el sentimiento.

あなたはとても高く 

わたしはとても低く

私はあなたに近づくことができない。

あなたはとても豊かで 

私はとても貧しい

ああ、でも

私の感じる心はとても豊かなの。

●フラメンコ伝統歌詞とほかの歌詞に感じる違いウトレーラの街紹介

●1920年代生まれのウトレーラ姉妹の女らしさ・優しさ

●旅のエピソード「ウトレーラのバス停で」

Andalucía

************

紹介する曲種や歌詞は

レイコの初製作CD

“Derramando mil flores”に基づいて紹介しています。

「ブレリア・デ・ベルナルダ」は3曲目に収録されています。

このCDをぜひお手に取っていただけたらうれしいです。

フラメンコ唄のCD: 

DERRAMANDO MIL FLORES

~唄声は内側の宝石への通り道~

Cantaora(唄い手): Reiko Shimizu Sangit

Guittarista(ギタリスト): Toshio Kinami

¥2,800-(+送料 ¥180-)

CDの詳細と販売ページ

https://reiko.link/shop/product/cante_flamenco_cd/

ご紹介映像⬇️

レイコ(Reiko Shimizu Sangit)のMalagueñas(マラゲーニャス):Cante Flamenco

場を創る※7月28日独演por16葉山

じぶんの企画で唄うと言うこと✨✨✨

じぶんがひとさまに
与えられることって何かあるんだろうか。
なーんにもない、かもしれない。

わたしはどうして唄いたいのだろう?
これはわたしのエゴなんじゃなかろうか??

人前で唄う。
踊りの伴唱でもなく
すべてソロを唄う。

それを自分自身に許可したのは
この数年だ。

厚く覆われた雲をはらう、
というかぶち破らせたのは
瞑想なのだ。

あの時イタリアであの師のワークが
きっかけで
それまで蓄積していた
自分へのこの問いかけがバクハツ💣
した❗️

唄うことそのものは
もう20年来やって来た。

でも
誰かに怒られるんじゃないか、
と恐れていた。

今だって怖くなる!

それは日本人のわたしが
現生ではそもそも無縁のフラメンコを唄うことに対する遠慮。
そこに生まれてそれで生きている人々へ対して湧いてくる罪悪感のようなもの。

やればやるほどホンモノのフラメンコ、と距離を感じる。
だから罪悪感の原因はそれ、
だと思っていたけれど
それだけじゃない、
と今つくづく思う🙄

なぜ
じぶん自身であることに
抵抗があるのかね?

じぶんの表現、として
選んだものをリスペクトしすぎて
それに押しつぶされるなら
そりゃ本末転倒だ。

この1年知り合った
グラナダのフラメンコの先人、
からの
「自分自身の声から学べ」

というメッセージがドーン!
と今響いている。

わたしはこの15年来
じぶん自身を救うために
瞑想とセラピーに出会い、
この数年はそれもシェアしている。

瞑想は
唄うことを入り口に出会ったし

瞑想は
自分自身になること
もしゴールがあるならば
そういうことかな、と思っていた。

唄うこと。
瞑想。
そのふたつが一緒になった、
とこのメッセージを聴いて
ハッとした。

唄う場、表現の場が
たくさんあれば
それはとても嬉しい。

お声がかかれば
ありがたく
飛んで行って唄っている。

しかし場を自分自身で創ること。
自分に120%ふさわしい環境を
用意すること。
それはとてもとても大事なのだ。

それは唄う以外にも
たっくさんの準備が必要で
それに圧倒されそうにもなる。

このような
小さな小さな催しでもそうなのだ。

わたしはわたし自身を
知ろう、としているだけ。

その姿を
ふさわしい場で
なるべくオープンに
しようとするだけ。

でもそれはあなたにも
何かが伝わるかもしれない。

あなたの内側にも何かが
響くかもしれない。

そう信じています😃😃😃

タイミングが合う方✨✨✨
ぜひ花火大会の日の
この小さなライヴ
にお越しくださいませ💓💓💓

✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
Cante Flamenco独演ライヴ
「唄声は内側の宝石への通り道✨por16」〜葉山花火大会とともに〜

出演:
カンテ:レイコ シミズ サンギット
ギター: 山本 智英

✴︎日時: 7月28日 木曜
開場 : 午後2時40分
開始:午後3時

✴︎ご入場料:3500円

✴︎定員:10名さま。

✴︎場所: 神奈川県三浦郡葉山町 森戸海岸近くの個人スペース
(詳細はご参加の方にお知らせします)

✴︎葉山花火大会は
19時半から40分間の予定。
あわせてお楽しみくださいませ。
詳細情報は以下へ。

詳細・お申し込み⬇️
https://resast.jp/events/724296

2021年9月25日(土)六本木IZUMIフラメンコショーに出演🌹

暦の上では立秋を過ぎましたが

暑さは真っ盛りですね。

オリンピックも終わり今は緊急事態宣言中。

いかがお過ごしでしょうか。

コロナ対策をふまえた暮らしのなか、夏休みを迎えられている方も多いのではないかと思います。

今は生のライヴをお届けできる機会は少ないですが、この日は感染対策に気をつけながら、お客様の目の前で唄える喜びと感謝の日としたいです。

六本木IZUMIでのフラメンコショー、

9月26日土曜の予定です。

心躍る楽しい時間。

生の音を木の温もりに包まれた

素敵な小空間でゆったりと。

今そんな時間もまた大切だと思っています。

楽しいフラメンコ、

この日はJAZZのステージとともにお届け致します。

はやめのお時間のショーです。

ゆったり木のぬくもり溢れグランドピアノのある素敵な空間でソファにお寛ぎいただきながら

フラメンコをたっぷりお楽しみいただけます。

レイコは踊りの伴唱、そしてフラメンコの中でもポピュラーな

ジプシーキングスの歌などをここでは唄っています。

フラメンコリーダー、ギタリスト高橋秀男氏の味わい深い演奏とトーク、

そしていつも私達フラメンコチームをしっかり支えてくれるそのギターの年輪をしみじみと感じながら

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その時その時一期一会のフラメンコ

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初めて会ったメンバーとも

さほどの打ち合わせもなく

さて今日はどうなるのかという世界

ほんとうに今この瞬間そこをともに居る

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その感覚がどれだけ貴重かと思います。

それが生きてる、って感じです。

どうぞお気軽にお越しくださいませ。

ご予約は「お問い合わせ」より受付しております。

また直接IZUMIへのご連絡でも大丈夫です。

どうぞ宜しくお願い致します。

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9月25日(土)  
Jazz & フラメンコ MC:5,000-(別途2order)
 高橋秀男(g) 未定(baile) レイコシミズサンギット(cante)
jazzメンバー未定
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※お酒の提供は無しでの営業予定です。ご理解の程よろしくお願い致します。

【営業時間】 Open 【16:30】

 1ステージ【17:00~17:50】

 2ステージ 【18:20~19:10】 

Close 【20:00】

六本木IZUMI(イズミ)

http://izumi-jazz.com/index.html

港区六本木3-14-9妹尾ビルB1

Tel:03-3408-4149

※店内アクリル板設置、細かく除菌、加湿器、換気、入口に検温器、消毒液を置いてあります。

どうぞお使いくださいませ。

ご来店の際是非マスク着用をよろしくお願いいたします。

万全の態勢で、お客様をお迎えしたいと思います。皆様のお越しをお待しております。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

初のCD制作ミックス段階。私の耳を形成したのは一体誰だった?🌹

いま結構きぃ狂いそうである😳

初のCD録音初日から1年、が立つ。
あの頃、まだコロナ騒ぎにはなっていなかった。
その影響で、だいぶ時間がかかることになったが、
しかし思えば「コロナ」より、パルマの録音方法を検討していた時間が長い。

パルマ、とはフラメンコにおけるリズムをとるための手拍子で、何より重要な楽器である。
で、それについてはまた別に書こうと思う。


今これまでまったく
気づかなかったことを知る、という体験は

CDの音ミックス、からである。

ミックスと言えば、複数のマイクに収録されたものを混ぜる。
単にそのさじ加減だろう、なんて想像していたのだが、
そのarte たるもの。
そのさじ加減、これこそが芸術、を創り出しているのかもしれない。

これまで自分が聴いてきたFlamencoの音は、
誰がクリエイトしたものだったのだろうか❓❓❓

いきなり問いかけたくなったのだ。

わたしが聴いてきたあのレコード、
このレコード、そして山のように集めたCD。

20代の頃、バブル花盛り。
会社帰りに月5万ほどCDを買っていた時期がある。

それまでカンテ フラメンコ(フラメンコの唄です)のCDは、

ある場所にしかない、専門店を尋ねないとなかなか手に入りにくかった。

92年、カマロン・デ・ラ ・イスラが亡くなった年、

それが突然、銀座山野楽器に並び始めたのだ。
あれは自分にとってとてもおおきなことだった。

そしてCDの音や、当時大流行りのモデルノ(現代的なフラメンコ)より、古い純粋なものを求めてレコードを探し歩くようになるまで10年。

その頃には、一時は残業100時間以上していた会社も辞め、バブルはとうに終わり、ついでに離婚もしたばかりだった。

モノにもよるが、レコードの音。

この暖かみや臨場感。

これぞきっと本物のフラメンコに近いのだろう。

そう思った。

何人もの唄い手やギタリストが共に集い、飲みながら唄う、弾くといったフィエスタのような録音がある。

誰かが唄っている右の向こう側から、その唄に触発されたまた誰かがアイ アイィイ〜と唄い、いや印象としては唸りはじめる。

その「右端、こちら手前から」

「堪え切れずに」

ということまで伝わるのがレコードだ、と思った。

実際、同じ録音のCD復刻版を聴いたら

右手前から、とわからないし、

この人が「堪え切れず」に唄いはじめたとは感じなかった。

そんなわけでレコード信奉者になり、それはいまだに続いてもいる。

いや、しかし。
なんと言ってもこれまで大きく影響を受けて来たのは
生、でFlamencoを聴く機会だ。

これについてはまた別の時に書こうと思う。

ざっくり言えば、

日本に居る時には、貴重な来日アルティスタが唄うのに接する機会。

フラメンコの現地、スペインには数年に1回、1か月ほど滞在する機会もこれまで持って来た。
そんな時でも、今日はよい唄を聴いた💓💓💓
って経験が毎日、なんてあるわけじゃない。

それを補うのが録音されたもの、かもしれない。
よくよく思えば
これまでの人生、フラメンコに接してきた総時間は
生より録音を聴いた時間の方が
圧倒的に長いのだ。

いったいこれまでわたしを
教育してたのは
誰だったのか?

CDのミックス、という段階に来て
初めて知ったこと。

このむかしのレコードで
唄ってる人はもちろん、
演奏してる
ギタリストの○○氏や△△氏ではなかったのかね?

ミキサーや音響の人が
こんなにも 
自分のフラメンコ耳の形成に
影響していたなんて。

お釈迦さまでも
気がつきまいよ。

いま、そんな気分です。

カンテフラメンコ レコーディングライヴ映像 https://youtu.be/7ybbmfAZ57I

グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その4

グラナダはサクロモンテの丘でのオジサンとの出会い、続きです✨✨✨


✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
初めて奥まで入った洞窟の中。

オモテから見える岩肌がそうであるように
中も一面白く塗られている。
天井も壁も。

そこに金色に光る台所道具。
オタマとか大きなフォークとかナイフとか。
が天井から円形にうわーとたくさんぶら下がっている。
使うためというよりこれらは飾り、だ。

まあこの光景は写真とかで見ていたイメージと同じだから驚かない。

しかし。
洞窟というからには奥行きがある。

かつてそこに住もう、とした人達が洞窟を自ら掘り進めたと聞いている。
今ここに居るヒターノ(スペインのジプシー)が掘り進めたのかもしれないし

さらにそれ以前に居たモーロ人(アフリカ大陸を経由して入ってきたイスラムの人)が
掘って住んでいた後にヒターノがやってきて住み着いた、とも聞く。

インドを起源とすると言われる
ヒターノがやってきたのは500年前の話だ。


そう、スペインはイスラムの支配下にあった時代が約800年間ある。
その後キリスト教が再征服、レコンキスタ。
1492年
スペインの歴史でよく聞く年号。
最後に陥落したイスラムの地がここグラナダなのだ。
同じ年にコロンブスがアメリカ大陸を
発見したらしい。


サクロモンテの向こうに見える
アルハンブラ宮殿は
イスラムの栄華とあまりに美しく
繊細で高度な文化の象徴。

誰であれ 訪れた人をタイムスリップさせ
昔ここに居た、
と感じさせられるような
遠く旅して来た、という思いだけでなく
時間旅行にも誘われるような
魔力に満ちた魅力。

わたしももちろんのこと
言葉にならないほど魅了された場所だ。

その頃のモーロ人も住んでいた
かもしれない今いるこの洞窟。

少し奥に進むとひんやり、とする。
外は暑いのに
洞窟内部は涼しいのだ。

そしてある一歩先から
急に「ここは別世界」となる。

居るところ
が外の人とは完全に違う、
という感じ。

閉鎖的でこわい、というのではない。
外の様子がちゃんと見えるのだから。

そこでオジサンと
椅子をむかえ合わせにして座る。

オジサンがパルマを打ち始める。
それをひたすらマネする。

同じようにやっているようで
違うらしい。

何度も何度も
同じところを注意される。

このスタイルも
その後のフラメンコ修行での
基本スタイルの事始めだった。

一見容易そうな部分こそ
マネ出来てない。
センティードが違う(感じ方が違う、という感じかな)という事象もこの時が最初。

これはーっ。むむむむむ!

いつもそういう気分で
その「別世界」の椅子に座ってレッスン
してもらってた。

遠目に時々
外を通る人がチラチラ見える。

熱中して疲れた。
オジサンは「少し休もう」という。

オジサンもわたしへの
「違う違う!」の連呼でかなり疲れたろう。

オジサンは奥ではなく、横穴という不思議な窪みで
お湯を沸かし、お茶入れてくれた。

それを飲みながら
その時はもう何回目かのレッスンなのに
まるで初めて見たように

目の前の白壁にかかっていた
金の額縁の巨大なすごいGUAPO、
つまり超イケメンの踊り手の
時代がかった肖像画のような写真を見た。

ここのマリア ラ カナステーラ一族の
ご先祖様のどなたかだろうか?

そんな気持ちで
「この写真のヒトは誰ですか」
と聞いた。

「わからないの?」
とオジサン。

「わかるわけないでしょう!」
なんてスペイン語はまだわからなかった
わたしはただ「ノー!」

オジサンは
「では教えてしんぜよう!」
という調子でひと呼吸置き。

「オレだよ。」

「!!!!😳😳😳!」

わたしは
椅子からひっくりかえらんばかりに
素っ頓狂な声をあげた!
洞窟だから響く響く!!

続きはまた次回に🤗

※写真は「マリア ラ カナステーラ一座」。つまりエンリケおじさんの洞窟、右手ふたり目が若き日のエンリケ カナステーロ(エンリケおじさん)



グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その5) に続きます

※最初のハナシはコチラ⇒ グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その1

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2020年4月11日「フラメンコのギターと唄」ティアラこうとう✨実施です。

隣りの中学で青空卒業式をやってる
なかなか素敵だ✨

よい天気の中これから
ギターあわせ😃

コンサートやライヴが諸々中止になるなか
こちら
ティアラ江東小ホールのコンサートは
予定通り行いますよ💓

Flamencoのギターと唄
響きのよいホールで生音をお楽しみくださいませ。
ゆったりとしたスペースでお座りいただけます。

チケットはレイコまでご連絡ください。

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フラメンコギター&フラメンコの唄

■日程​
2020年4月11日(土)​
13時30分開場 14時開演​

■場所​
ティアラこうとう・小ホール​

■入場料​
前売券:1500円(全席自由) 
当日券:2000円​

■出演者​
ギター:宮川明​
唄:レイコ・シミズ・サンギート​

■予定演目​
ブレリア、ルンバ・フラメンカ 他​


■チケット購入方法→ レイコまで。

(1)チケットオンライン、
(2)カンフェティチケットセンターにて予約、セブンイレブンで代金の支払い、チケットの発券もできます。​

(1)オンラインで購入される場合は、以下から。​
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=54269&​

(2)電話で予約して、セブンイレブンで代金を支払い、チケットを受け取る場合は、書くものを用意して、こちらへご連絡ください。​
↓   ↓   ↓   ↓   ↓​
・カンフェティチケットセンター​
?フリーダイヤル:0120-240-540​
営業時間:平日10時~18時(土曜・日曜・祝日は休み)