「Cante Flamenco」タグアーカイブ

久々の「カンテ フラメンコ独演ライヴpor17」 @巣鴨にて。

2023年7月30日(日)リアル会場での開催!


レイコ独演ライヴ
「唄声は内側の宝石への通り道 por17」


巣鴨駅 徒歩3分の趣ある音楽スタジオにて。

午後2時開演

※フラメンコの唄*ギター*話のライヴです。

カンテ:レイコシミズサンギット

ギター:木南利夫

7月30日日曜 開演 午後2時

開催場所:  巣鴨駅近く レソノサウンド

入場料: 事前ご予約3,000円 当日3,500円

定員:26名さま。

詳細・お申し込み はコチラへお願い致します⬇️

https://resast.jp/events/831775


とうとう憂いなくリアルライブを開催できる
時がやってきた、という思いです。

録画配信等も検討しますが、
なんと言ってもリアル!皆さまに直接お会いし
目の前で唄わせていただきたいです。

暑い時期ではありますが、
どうぞぜひご予定くださいませ。

とても落ちついた独特な雰囲気のある音楽スタジオで、気に入っていただけると思います。
またお帰りには駅の反対側の「とげぬき地蔵」にお参りするのはいかがでしょうか?

それではライヴ会場で
お会いできるのを楽しみにしています。
どうかお元気で!




グラナダ エンリケおじさんの洞窟  その9

♡こちらはFlamenco唄い手 レイコ シミズ サンギートのFlamenco現地のレポートです。
ただいま初のFlamenco CDを作成中♡

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洞窟の奥の
「外界と隔てられた別世界感」には
何か九萬一氏が著わしたような恐ろしさ、
そして同時に彼らの豊かさに
通ずる何かを感じていました。

その恐ろしさと豊かさを持って
移動した今のヒターノの地が
そのZaidin、という地区なのだろうと。

わたしは直感的にそう感じたのです。

つまりここで
「わたしには足を踏み入れられない
世界」と線引きをしたわけです。

あの時行ったら どうなっていたのか?
そんなことわからない。

その後もそのZaidinを訪ねていません。

今そんなことを言われれば
その時は行ってみるかもしれません。

なんということもなく、
フツーに感じる街かもしれない。

あるいは。

もしもセビージャはトリアーナの
ヒターノ達が移動した部落
Las 3000地区のようであれば〜。

そこに行った人の話では
屈強な男子のギターレッスンにも
車の送迎は必須で
昼間でも
ひとりで歩くなど トンデモナク 危険、
だそうです。

グラナダの
Zaidinはどうだったのでしょうか。

以下は2017年1月、独演ライヴの
立ち上がりの時に伝えていきたい、
と書いたことです。

⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎
Flamencoの唄。

どうしようもなく
惹きつけられてきたのは

現地スペインの南、
アンダルシアで暮らしてときた人々の
しかりとした大地との繋がりが
ビンビンに伝わって来ること。

言葉にするなら
生きることの強さと喜び、とでも言うのか。

聴いてるだけでよい、と思っていたのに
自分も唄うことで
そのいくばくかを体感した。

今はそこで暮らし、
何を持たなくても
Flamencoという崇高な財産を持つ
ジプシー。

以前よりジプシーの濃厚さに
触れる機会は
薄れているのだろうけど

彼らはなにも昔の人ではなく

今現在、少なくともこの20年間に現地で
経験してアレアレ驚いた!

今も生き生きと彼らの
今を生きている。

ヒターノ。
(スペイン語でジプシーのこと)

この言葉を発するたびに
それだけで 緊張感が走るような
ところあり。

ジプシー、という単語も差別、偏見から
使っちゃいかん、とされてる。
代わりにロマ、というんだそうですが〜。

彼らの姿。
Flamenco、特に唄に触れることで
彼らに多少なりとも接することになりました。

自分が何を知っているわけでもない。
彼らのほんとうの姿を理解しているわけでもない。
だから人さまに話してよいものか⁉︎

これも今まで やりたいけど
出来ない、
自分が やっちゃいけない、
と思ってたことのひとつ。

けれども今
感じてきたことをお伝えしたいです。

彼らは わたしが
欲しくて 欲しくて
どうしようもないものを
持っている、
と思うから。

※写真は「マリア ラ カナステーラ一座」。つまりエンリケおじさんの洞窟、右手ふたり目が若き日のエンリケ カナステーロ(エンリケおじさん)

※最初のハナシはコチラ⇒ グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その1

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※最新話は以下[レイコ旅唄F lamenco]メルマガ(月に1回程度ゆるゆる配信中)にて連載。読めば元気が湧いてくるフラメンコ現地現場のハナシと近況。

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グラナダ エンリケおじさんの洞窟  その8

♡こちらはFlamenco唄い手 レイコ シミズ サンギートのFlamenco現地のレポートです。
ただいま初のFlamenco CDを作成中♡

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エンリケ オジサンから
「俺達の住んでるZaidinに来て
レッスンしないか」
という申し出アリ。

レッスン代も安くするよ、というのに。

なぜわたしは行かないのか?

ヒターノが住む集落、部落。
かつてはここ
サクロモンテの丘の洞窟住居こそが
そうだった。

明治の頃
そこをアメリカ人のジャーナリストと
共に訪れた日本人外交官が居ました。

その方の名は
堀口九萬一氏✨
日本初の外交官にして
フランス文学者 堀口大學氏のご尊父。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/堀口九萬一

游心録、第一書房、1930
というエッセイに グラナダの洞窟を
訪れたときの様子が描写されています。

それはひとことで言うと
「如何に恐ろしかったか!」
「命拾いの思いとはこのこと!!」
と言った表現の連続。

ほかでは決して見たことのない
人々の表情や
決してたくさんではない
彼らがつくった
独特のモノ。

それらを売りつけられたり
したらしいですが〜。
(ワタシも洞窟でカスタネットなら売った)

九萬一氏が言うには

すべては一族の家長が取り仕切る世界。

スペインの法律なんて無関係、
彼らの掟による独自の世界。

なのであります。

何もモノとり、ドロボーが
コワイのではない、と。

「あの今入ってきた奴は我々の敵だ!
コロセ!」
と家長から命令が下ればそれまで。
警察関係ナシ。
刑務所も関係ナシ。

そんな彼らの意志が
いつ発動するかわからない
淡々と光るヒターノ達一同の鋭い目線を
浴びて洞窟を一歩一歩進む恐ろしさ。

モチロンわたしがこの時この洞窟に
そんな恐ろしさを感じた
わけではありません。

九萬一氏のこのエッセイもその頃まだ
読んでいませんでした。

それでも 洞窟の奥の
「外界と隔てられた別世界感」には
何かこのような恐ろしさ、
そして同時に彼らの豊かさに
通ずる何かを感じていました。

その恐ろしさと豊かさを持って
移動した今のヒターノの地が
そのZaidin、という地区なのだろうと。

わたしは直感的にそう感じたのです。

次回(グラナダ エンリケおじさんの洞窟  その9)に続く。

※写真は「マリア ラ カナステーラ一座」。つまりエンリケおじさんの洞窟、右手ふたり目が若き日のエンリケ カナステーロ(エンリケおじさん)

※最初のハナシはコチラ⇒ グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その1

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グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その7

♡こちらはFlamenco唄い手 レイコ シミズ サンギートのFlamenco現地のレポートです。
ただいま初のFlamenco CDを作成中♡

では、フラメンコの地
グラナダはサクロモンテの洞窟にて
アメリカ人(たぶん)観光客との思わぬ対話、続きです✨✨✨

この洞窟で わたしは既に
人格を身につけたオトナなはずなのに
それを超えて受け入れられた、どこの国の人間かも 子供なのかオトナなのかも

カンケーない、
という最初の体験をしたのかもしれません。

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洞窟を訪れた観光客の彼らに
アッサリといくつかの

乾いた音がよいだけでなく
可愛らしい絵も描かれたパリージョ
(フラメンコ用カスタネット)が売れー

ささやかながら商売出来た
自分に軽く興奮を覚えてた。

そこにさらに
ビックリなことに!

「貧しくともがんばるのですよ」
(みたいなカタコトスペイン語だった)
なんてセリフとともに
チップを差し出されたのである!

これにはホントに
ビックリしたが
反射的に「グラシアス!(ありがと!)」
と受け取った。

そして彼らは
「ブエナ スェルテ!」のあいさつとともに
ガヤガヤ賑やかに去っていった。

静けさが洞窟に戻る。

ちょっと時間が経つと今の出来事が
なんだか現実じゃないみたい。

いったい彼らの目には
わたしはナニモノと映ったのだろうか。

わたしだって観光客でもあるし
強いて言えば
仕事から逃げてやってきた
にわか留学生なのに。

しばらくして
エンリケオジサンが洞窟に帰って来た。

「パリージョが売れたよーっ」
「チップをいただいたよーっ」

の小さな子供みたいな
興奮ぎみの報告に
オジサンはちょいと驚いたみたい。

そして
「わはは!よくやったね。」
とねぎらってくれた。

その翌日からだったと思う。

もうレッスン代は要らないよ、
という事になった。

それまでたぶん
絶対安くないだろうレッスン代を
毎回払っていたのだ。
プロに習うのだから
それは当たり前なのだが。

オジサンからは数日前に
「俺達の住んでるZaidinに来て
レッスンしないか」
というハナシもあった。

「そこに来てくれればレッスン代も
安くするから」
とのことだった。

しかしわたしは
それを強行に断り
オジサンに他に用がない日も洞窟に
言わば出張して来てもらう、
ことにしてたのである。

いくらレッスン代が高くついても。

それはなぜか?

続きはまた次回✨

※写真は「マリア ラ カナステーラ一座」。つまりエンリケおじさんの洞窟、右手ふたり目が若き日のエンリケ カナステーロ(エンリケおじさん)

グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その8) に続きます

※最初のハナシはコチラ⇒ グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その1

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グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その6

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グラナダはサクロモンテの丘での
エンリケオジサンとのハナシ、続きです。

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なぜか
彼らは Hello〜と入って来た!

あああ どうしよう!!

とりあえず
門前の小僧ナントカで
オジサンがやっていたように
「どうぞ中まで入ってご覧ください」
と手まねきした.

そうだ。
夜のFlamencoショーの予約!

これが入れば
わたしは優秀な留守番人に
なろうものだが

何せ言葉がほとんど出来なかった当時
こちらから案内出来るわけもなかった。

チケットのアリカは
オジサンがいつも取り出していて
わかっちゃいるのだが。

何せスペイン語学習歴は
半年前から
例のモーレツ会社員をしながら
週1回の門前仲町のスペイン語教室
それも半分くらいは休んでた

その続きわずか半月のグラナダでの
語学学校生活の合間、
というこの時だった

そもそも
オジサンが毎日洞窟に詰めていたのは
夜のFlamencoショーの予約の電話を
取るため、だった。

英語!
で案内しようというアイディアは
なぜか全く浮かばなかった
そもそもそれも対して出来ないが

さて
アメリカ人らしき彼らは
洞窟内をアレコレ見ながら
やがて土産ものコーナーへ

誰かひとりが
パリージョ(フラメンコで使うカスタネット)を手に取り
カタカタっと鳴らしてみた

あー、ここでエンリケおじさんの
いつものパフォーマンスがあれば

パリパリッ‼︎♪

という乾いた気持ちよい音が
響くのになぁーっ

洞窟内は何せ響きがよい

わたしの練習中のパルマの音ですら
スゴクいーかも、と思わせてくれるのだ

誰かのカタカタっ!
に連られて
またほかの仲間の誰かがカタカタっ!

そう
鳴らしてみたいよねーっ♪
わかるなぁ!その気持ち。

で、くるりとこちらを
振り返って
手に持ったパリージョを指し
「コレおいくら?」

「!」
なんかこの物売り場面を予想してなかった。

とっさにドモリながらも
「ご、ごひゃくペセタデス!」
とこたえていた。

そうしてアッサリ
いくつかのパリージョが売れた。

おおお!

スペインで
ここグラナダの洞窟で

わたしは観光客にモノを売ったぞ‼︎
と興奮した。

続きはまた次回に🤗

※写真は「マリア ラ カナステーラ一座」。つまりエンリケおじさんの洞窟、右手ふたり目が若き日のエンリケ カナステーロ(エンリケおじさん)

グラナダ エンリケケおじさんの洞窟 その7) に続きます

※最初のハナシはコチラ⇒ グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その1

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グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その5

♡こちらはFlamenco唄い手 レイコ シミズ サンギートのFlamenco現地のレポートです。
ただいま初のFlamenco CDを作成中✨✨✨

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グラナダはサクロモンテの丘での
エンリケオジサンとのハナシ、続きです。

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わたしがグラナダの洞窟で
パルマ(フラメンコの手拍子です)の
手ほどきを受けたそのオジサンは

マリア ラ カナステーラ一座の
かつての若手イケメン看板スターの踊り手、
今は座長のエンリケ カナステーロおじさんだった

のちに神保町あたりで手に入れた彼らのレコードのジャケット。
そこにも若き日のオジサンの仲間達とともにある輝かしい姿が後々発見された

いやあああ。
目の前に居る姿との違いに驚かされることしきり。
しかしこれもその後は
よくあるハナシだとわかった

20年前と今は別人というほど
皆スペインのヒト見た目が違うのだ

さて
そんな洞窟レッスンを連日のように
続ける日々

通りがかってオジサンと話す地元の人々の顔ぶれもなんとなくわかるようになった頃。

ある時 オジサンに留守番を
頼まれた

短い時間だし
まあお客さん(地元の人でなく観光客のこと)
来ないだろうけど
もし来たらよろしくぅ!
とどこかに行ってしまった

オジサン行く途中、
通りがかった近所の人にも
「彼女が留守番だから」
とまたことわりを入れている姿が見えた

これでわたしも周囲も認める
リッパな留守番だ

パルマであれ 唄であれ
日本であれ
スペインであれ
練習に常に騒音問題はツキモノで

レッスンが終わっても
留守番がてらこの素晴らしい響きの
洞窟で練習できるなんて
ありがたい

だもんで喜んで留守番を引き受ける
わけだ

しばらくすると外に
グループの外人アリ、の雰囲気。
英語の会話が聞こえた

何せ洞窟内の別世界に
どっしり構えて居るわたしは
彼らは横目でこちらを見ながらも
通り過ぎるだろう
と思っていたのだが〜

なぜか
彼らは Hello〜と入って来た!

続きはまた次回 に🤗

※写真は「マリア ラ カナステーラ一座」。つまりエンリケおじさんの洞窟、右手ふたり目が若き日のエンリケ カナステーロ(エンリケおじさん)

グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その6) に続きます

※最初のハナシはコチラ⇒ グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その1

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✨グラナダ エンリケおじさんの洞窟✨その1

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Cante Flamenco✨✨✨

フラメンコの唄だけのライヴを
ひとりでやり
皆さまに楽しんでいただく。

それはかつては夢でした。

今では 独演ライヴ、先日6月16日で
8回目を重ね
現実のものとなっています✨✨✨
***********

こちらはライヴの場でも
シェアさせていただいている
「Flamencoと旅」のハナシです。

よかったらまたライヴの場で
お会い致しましょう✨✨✨

✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎

20年ほど前
わたしの人生は危機的状況でした。
何もかもうまくいかない。
「自分には居場所がない」(物理的にはちゃんと住める場所あるのに)
「わたしの望むことは何ひとつ叶えられない」
という思いに苛まされ
ひたすら仕事に逃げました。

時はバブルの頃
仕事はいくらでもあり
毎月の残業時間は常に100時間超でした。
そんな生活が続くわけもなく
精神的にも身体的にも辛くなったわたしは

勤務してた会社の近く
聖路加国際病院 精神科の大平 健先生
を訪ねました。

そしてFlamenco、特に唄と自分との絶対的な関わりを培うことになった
スペインへの長旅が実現したのです。

会社を辞めずして
それが出来たのは
「病名:神経衰弱 3カ月の休養を要す
気分転換に旅はよし」
という素敵な診断書を
出してくれたおかげでした。

私は仕事、会社という牢獄に
自らを押し込めて感じることをマヒさせていた暮らしが一変。
突然の自由、を手にしたのです。

人間、あまりに本来やりたいことをガマンし
やりたくないことをやり続けると
体の具合がわるくなる~
まったくコレを体現していました。

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さて。
私が選んだFlamenco的行き先は
グラナダ、そしてセビージャでした。

アルハンブラ宮殿を擁す
イスラム教徒の支配が最後まで続いた地
グラナダ。

モーロ人(北アフリカからスペインに入ってきたイスラム教徒)の文化が
花開いていた美しい都。
まず一番魅力を感じた場所でした。

サクロモンテの丘
アルハンブラ宮殿を見渡せる川を挟んで
対岸の山。
この山肌を穿った洞窟住居があります。

この山肌をたどる道を歩くのは

旅情
何が出てくるかわからない危険な感じ
を超えて
「今わたしはどこにいるのだろう?」
場所も時間もわからない。
そんな感覚になります。

ここでは観光客を相手に
伝統的なFlamencoのショー
を見せる洞窟住居がいくつなあります。

20年前当時バブル華やかなりし日本。
今では考えられないほど
たくさんのめずらしい分野も含めた
音楽に触れる機会があり

一流のアルティスタが次々来日し
それまで触れたことのなかった
新しい情報が溢れ出ていました。

そんな中から
Flamenco、特に唄の魅力を発見しました。

次回 (グラナダ エンリケおじさんの洞窟 その2)へ続く。

※最新話は以下にて連載中。

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※次回の独演ライヴごあんない。
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Cante Flamenco 独演ライヴ
唄声は内側の宝石への通り道✨ por8✨

日時と場所: ‪2018年6月16日(土)‬
‪17時40分開場 ‪18時‬開演
ギャラリー ゆうど(目白駅 徒歩6分)

出演:
カンテ(唄)*レイコ シミズ サンギート
ギター* 木南利夫

チャージ: 3,000円(当日払い)

三嶋大社のメッセージと6月23日ライヴ情報🌹

三島で傘☂️を貸してくださった方✨✨✨
ありがとうございました😀😀😀
深謝✨✨✨

昨日の不思議な話です。

前の晩 修善寺温泉♨️の素敵なお宿に
泊まりました。
昨年葬儀のときにいただいた旅行券にて。

1年経ってあの世からのプレゼントかしら😳という感じ。
堪能させていただきました。
ありがとうございます💓

さて、帰路。
三島で途中下車。
初めて行ってみようと思った
楽寿園は休館日😳。
で、三嶋大社に行こうかな、と思ったものの、
雨が降りはじめました。

道すがらの観音さまに
「雨がやみますように」
と手をあわせたものの、
もう既に降ってる😳。

急いで
「雨に濡れませんように」に変更😆!

我ながら都合よい神頼みだな〜
と思いながら
素敵な緑溢れる水辺を歩いているうちに〜〜
雨はいよいよ本降りになってきました。

近くに傘など売っているようなところでは
ありません。

気分は
「仕方ない、帰ろう」となり
駅側にくるりと方向を変えた途端😳😳❗️

目の前の木に立てかけて
あるではありませんか❣️

白いビニール傘が❣️❣️

あたりには誰も居ません。
しばしその木と傘の前で
ボーゼンとたたずみました。

誰も来ません・・
通りません・・・
なんだか雨と自分がいるだけ。

結局
その傘をさし
三嶋大社へと歩きはじめました。

******

本降りモードの雨の中
本殿へ到着。

あたりは雨のだというのに
かなりお参りの方々のすがたあり。

タイミングよくわたしが
二礼、二拍手👏👏
をしたあたりで

サッサッ というお祓いの時に
神主さんが振る あの音。

拝殿内でご祈祷していただいてる
数名の方々がアタマを下げているのに
合わせてわたしも。

わたしがお願いしたご祈祷では
ありませんが
一緒にお参りさせていただくような
格好になりました。

そのまましばらく本殿前でお参りするうちに
雨はいよいよザンザンと激しさを
増して来ました。

今ココを動くなんて考えられません。

で、聞いてみました。
「わたしへのメッセージは
なんですか?」

まず体感的に4.5チャクラのあたり
右の鎖骨下かなら右よりに感じます。

そして〜😳
「右大臣⁉︎(ハッキリしないがとにかく右)
が申す」
みたいな口上あり。
男声。

その後メッセージらしき。
「雨が降ろうが 槍が降ろうが
がんがん行けぇえええ!」

ぇえええ⁇😳😳😳
あまりの激しい内容にボーゼンのレイコ。

神主さんの祝詞は続いてます。
「ナントカかんとか〜
かしこみ〜かしこみ〜🌊🌊🌊」

という祝詞に合わせてか、
雨はザンザン❗️から
バラッ、バタバタッ❗️❗️と
激しくぶつかるような音になってきました。

こうなると
濡れるから、というより
固形物に当たって痛そうな雨⚡️☔️で
ますます拝殿から
動けません。

お参りしてたとあるオバサマが
わたしの目の前に来て言いました。

「ああ、また雨!
しかも激しい雨!!!
わたしが神社にお参りしていると
いつもかなりの雨☔️☔️☔️!!!」

その方はすごく穏やかそうな顔で
上品な感じで にこやかで
とてもいいヒトそう、でした。

その穏やかさと、この言いっぷりの
気っ風のよさ、派手さ、
はっきりした感じの組み合わせが
不思議な感じでした😳。

さて、雨が少し弱まったので
お守りなど売っている社務所へ移動。

屋根が小さいのでそこもすぐ移動した
ところ、
「お守り入り おみくじ」の
あんない板あり。

ああ、前に来たときコレをやったなあ、
と思いだし
今回もこの おみくじをひいてみよう、
ともどりました。

すると〜😳
ひいてみた おみくじには

「雨は降ろうが 槍が降ろうが〜」

とほぼ同様のメッセージが
書いてあるではありませんか😳❗️❗️

中でも特に
芸事・学業の欄にです😳😳❗️❗️❗️

おみくじは紐に結び、
今起こったコトを記録しようと
福太郎(蓬餅にあんこが添えてあるような三嶋大社 縁起物)茶屋に入りました。

お茶を飲みながら
メッセージをメモ📝。

福太郎をおみやげにも買って
外を見ると なんと晴れてます☀️☀️❗️

「凄い降りだったね〜
天気予報では 『棒のような雨』って
言ってたね〜」と福太郎売り場で誰か
言っていました。

なるほどアレは槍だか棒だか
のようだった!!!

さて、帰路です。
傘☂️はあの木のアソコに返そうか、
と思いつつ、歩いてきたらもう駅!

道が違ったのです😳。
まずは昼御飯を済ませるか、
となり食べ終わったら
また激しい雨☔️☔️☔️

で、傘は今もわたしの手元にあります。

不思議な話 は以上。

このメッセージを胸に抱き
進みます✨✨✨
ありがとうございます😃😃😃😃😃

🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹
次回 Cante Flamenco ライヴのお知らせ

レイコ独演会 vol.4
「唄声は内側の宝石への通り道」
2017年6月23日(金)
open:7時 start:7時30分
チャージ(¥2,000-予定)+オーダー

場所:阿佐ヶ谷 天
http://asagaya-ten.com/about.html

出演:
カンテ: レイコ シミズ サンギート
フラメンコギター: 木南利夫

これまで
色々なところで唄わせていただきました。

この日は
阿佐ヶ谷駅近くのライヴハウスで
お待ちしております✨✨✨😘😘😘

🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹